入浴や温泉で体温を上げると、血行や代謝の促進、老廃物の排出促進、免疫力アップ、関節痛や筋肉痛の軽減効果などの健康効果が得られます。
熱いお湯は血圧の上昇をもたらす危険性があるのでシャワーなどでのかけ湯が大切になります。
温泉の浮力効果は身体の機能が低下した人のリハビリなどにも効果的です。




■入浴・温泉による体温上昇の健康効果

・血行や代謝の促進
・老廃物の排出
・関節痛や筋肉痛の軽減
・免疫機能アップ

温泉の効果で大切ののが身体を温め体温を上げることです。
体温を上げることで血行や代謝を促したり、老廃物を体外に排出されやすくなります。
入浴などで身体の温度が約1℃上がると、痛みを感じる神経が鈍くなります。
温泉で関節痛や筋肉痛が和らいだように感じるのはこのためです。
身体を温めることで、癌などを抑制するNK細胞が活性化し免疫機能がアップします。

痛みを感じる原因には、血管の中にブラジキニンなどの痛み物質が1ヶ所に留まっていることが考えられます。
つまり入浴や温泉などで血流量が増えれば、痛み物質が拡散して痛みが軽減される効果が期待できます。

■入浴の温度と健康への影響

体温に大きな影響を与えるのがお湯の温度です。
人によって好みの温度はバラバラですが、わずかな温度変化でも身体にとって悪影響を及ぼす危険もあります。
熱いお湯に入ると血小板が変形を起こしたり、血液を固まりやすくするPAI-1という物質が増加し血栓が出来やすくなってしまいます。
熱いお湯はリラックス出来るどころか、血液がドロドロになり血栓が出来る危険性があります。
入浴していて玉のような汗をかき始めたら要注意です。
身体が温まり過ぎている可能性があります。

■入浴の際のお湯の温度の目安

・39℃以下 :25分
・40℃は  :20分
・41℃   :15分
・42℃以上 :おすすめしない

目安となる入浴時間は、分割して入浴しても大丈夫です。
自分の体調に合わせて入浴しましょう。

■かけ湯

かけ湯をせずにお湯に入ると、血圧が急上昇したり、脈が乱れたりします。
何もしないとすぐに血圧が20近くも上がってしまいます。
かけ湯は足から始めて、上半身に5回以上行うと血圧が安定します。

●シャワーでのかけ湯
心臓から遠い手足からゆっくりシャワーをかけていきます。
41℃くらいで30秒以上たっぷりとかけ湯すると良いです。



■温泉の浮力効果

温泉は海水のように浮力が高いのが特徴です。
そのため身体が動きやすく、首まで浸かれば体重は1/10になり、身体の麻痺が軽減します。
また下半身が弱っている人でも歩行などのリハビリが楽に行えます。

■温泉の種類と効能

・硫黄泉
 温泉に溶けている成分が血管を拡張させ血圧を下げる硬貨があります。

・酸性泉
 皮膚に刺激を与えて細胞を活性化し、皮膚疾患に効果があります。

・放射能泉
 ラドンなどで知られる放射能泉は、尿酸の排出効果があります。

・単純温泉
・炭酸泉
・重曹泉
・食塩泉
・硫黄塩泉
・鉄泉

■炭酸浴の健康効果

お湯に含まれた二酸化炭素が、皮膚から毛細血管に吸収されます。
すると血中の二酸化炭素が老廃物とみなされ、それを洗い流そうと血流量が増加します。

●自宅で手軽に炭酸浴
重曹15gとクエン酸10gを混ぜてお風呂に入れると、化学反応で二酸化炭素が発生します。
入浴時間の目安は20~30分です。
炭酸浴の体感温度は+2℃に感じるので、39~40℃のぬるめの長湯が効果的です。

■食塩泉の健康効果

人間の気管支には異物を身体の外に出す繊毛と呼ばれる小さな毛が生えています。
食塩泉の温泉などの湯気を吸い込むと、塩分を異物とみなし繊毛の動きが活発化します。
同時に身体に有害な異物やウイルスまで排出してくれます。
そのため慢性気管支炎や肺気腫などに効果的です。

●自宅で手軽に食塩泉の吸入療法
水500リットルと食塩10gを混ぜ、スプレーボトルに入れます。
顔の前でスプレーして鼻や口から吸い込みます。
温泉の湯気を吸い込んだ時と同じ様な健康効果が得られます。
また食塩泉の吸入療法はカゼの予防にも効果的です。

■美肌入浴法

180g程度の重曹をお風呂に入れて良くかき混ぜます。
この浴槽に入浴することで古い角質を溶かす作用があります。

■食塩入浴法

50~100g程度の食塩をお風呂に入れると、身体が温まりやすく、直ぐに湯冷めしにくくなります。

■早朝入浴は危険

早朝の身体は粘稠度が急上昇しやすくなっています。
血栓などが出来やすいので早朝入浴は注意が必要です。

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