不眠症は肥満や糖尿病、うつ病など様々な病気に関係していきます。
そのため睡眠を取りやすくするための環境作りも不眠症の改善のために大切になります。
生活の改善をすることで不眠症が治ったり、不眠症が軽くなる効果が期待できます。




■不眠症(ふみんしょう)について

不眠症(ふみんしょう)とは、眠れる状況にあるのに眠れない、眠気などのために日中の活動に問題が起きる、しかもそれが長く続くという病気です。

■睡眠の働き

・頭の休息と回復
・記憶の定着
・体の成長と修復

睡眠は頭を休めて回復させたり、記憶を定着させたり選別したりしていく働きがあります。
また睡眠は成長ホルモンという体を成長させたり修復させたりするホルモンの分泌とも関係しています。
そのため睡眠が不足すると様々な病気につながる可能性があります。

■不眠症のタイプ

・入眠障害(にゅうみんしょうがい)
 寝付いたけれど寝付けない。

・中途覚醒(ちゅうとかくせい)
 夜の間に何度も目が覚めてしまう。

・早朝覚醒(そうちょうかくせい)
 望ましい時間よりも早く目が覚めてしまい、その後眠れない。

■不眠と関係する病気

・肥満
・糖尿病
・うつ病
・アルツハイマー病

睡眠が不足すると食欲と関係するホルモンの分泌が変わったり、インスリンの働きが低下したりします。
そのため肥満や糖尿病になりやすくなってしまいます。
また睡眠に問題があると将来的にうつ病やアルツハイマー病のリスクが高くなってしまうと考えられています。
睡眠には脳の中の老廃物を排出する働きがあります。
そのため睡眠が不足したり、睡眠の質が低下すると、脳の中の老廃物が溜まってしまいアルツハイマー病の危険因子になると考えられています。



■睡眠の悩み

・睡眠障害
 仕事などで十分な睡眠時間が取れない。

・リズム障害
 寝たり起きたり睡眠時間がバラバラで日中に眠気がおきる。

・不眠症などの睡眠障害
 眠れる状況はあるが眠れない。

・熟眠障害(じゅくみんしょうがい)
 睡眠時間はあるが、しっかり寝たという熟眠感がない。

■不眠症の治療法

●睡眠衛生指導(不眠症の治療法)
・寝床を暗く静かにする
・寝る前にカフェインなどを摂らない
・眠たくなってから寝床へ入る
・ぬるめの入浴
・軽い運動をする

睡眠衛生指導では、より眠りやすい環境を作ったり、眠りを阻害するような状況を減らす指導を行います。

●睡眠薬(すいみんやく)(不眠症の治療法)
睡眠衛生指導で不眠症が改善しない場合には、眠りやすくするために睡眠薬を使ったりします。

●認知行動療法(にんちこうどうりょうほう)(不眠症の治療法)
睡眠衛生指導で不眠症が改善しない場合に認知行動療法という治療を行います。
認知行動療法とは、睡眠についての誤った考え方や行動パターンを改善することで眠りやすくする方法になります。
不眠症治療の認知行動療法としては、睡眠日誌(すいみんにっし)や睡眠制限法などがあります。

睡眠日誌は、自分の毎日の睡眠状態を記録することによって、その時の自分の睡眠リズム状態を把握することができます。

睡眠制限法では、寝付くまでの時間やウトウトして眠れない時間を減らすために睡眠時間を制限します。
そして床に付いている時間の中で、ぐっすり眠ることが出来ている時間の割合を増やします。
すると寝床が寝やすい場所だということを身に付けることができます。

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