嫌なニオイの原因は皮膚常在菌などの細菌です。ブーツの嫌なニオイの正体はイソ吉草酸です。
ブーツの臭いは乾燥剤や使用済カイロで解消できます。
口のニオイの原因は緊張や乾燥による唾液機能の低下です。
口の臭いは唾液を多く出すことで解消できます。
加齢臭の原因は脂質・高カロリー食・アルコールなどの暴飲暴食です。
加齢臭は緑黄色野菜・赤ワイン・緑茶で解消できます。




■ニオイのメカニズム

人間の汗の中にはタンパク質と脂質があり、それが細菌と出会い結合してニオイになります。
嫌なニオイの原因は人間なら誰でも持っていて、それが皮膚常在菌などの細菌です。
これが含まれる皮脂やタンパク質を分解し、ニオイ成分を生み出しています。

■ブーツの嫌なニオイはイソ吉草酸が原因

ブーツから発生する嫌なニオイの正体は、ニオイ物質のイソ吉草酸(イソキッソウサン)です。
汗で湿度が高くなるブーツの中は、皮膚常在菌などの細菌が最も繁殖しやすい環境になっています。
イソ吉草酸は、繁殖した細菌が足の角質などを分解する際に発生します。

■冬の汗腺機能の低下が嫌なニオイの原因になる

冬は夏に比べて汗をかく機会が少なくなります。
すると汗腺機能が低下してミネラルなどが余分に排出され、ドロドロの汗が出やすくなります。
しかも汗に含まれるミネラルは、細菌の餌になるためニオイも発生しやすくなります。
つまり冬は汗そのものが嫌なニオイを引き起こしやすくなっています。
日頃から運動などで汗をかき慣れていると、冬でも汗腺の機能が正常に働き続けて濃度の低い汗をかけます。
冬の汗と重ね着によるムレは、嫌なニオイに要注意です。

■緊張と乾燥が口のニオイの原因になる

唾液には口腔内を浄化するリゾチームという物質が含まれています。
本来ならリゾチームが口の中の細菌やニオイ物質の発生を抑えてくれます。
しかし緊張や乾燥で口の中が乾くと、唾液と共にリゾチームも減少してしまいます。
すると細菌が繁殖し、硫黄系のニオイが発生してしまいます。

■汗をかかないと嫌なニオイになる

汗は、汗をかく人よりも汗をかかない人の方が嫌なニオイになります。
冬は体温を保つために代謝が高くなっていて、汗をかきやすい状態になっています。
汗は一気にドッとあっくと、濃度の濃い嫌なニオイを発する汗をかきやすくなってしまいます。



■ブーツのニオイ対策

ブーツを履いた後に、乾燥剤や使用済みのカイロを入れておくと、靴の中の湿気を吸収して菌の繁殖を抑え、ニオイが出るのを防ぐことができます。

■口のニオイ対策、乾燥口臭対策

・水で口をゆすぐように、口を膨らませたりへこませたりします
・パピプペポを連呼します

口が渇くということは、唾液が出ていないということになります。
唾液は天然の消臭剤でもあります。

■加齢臭について

男女を問わず40歳を過ぎると年を追うごとに加齢臭が強くなります。
加齢臭のニオイは古本やロウソク、キュウリ、チーズなどのニオイに例えられます。

■暴飲暴食が加齢臭の原因

暴飲暴食をすると加齢臭が強くなります。
特に加齢臭の元となるのがノネナールという物質でこれが独特なニオイになります。
ノネナールは、皮脂腺の中でパルミトレイン酸という脂肪酸とコレステロールなどが酸化して出来る過酸化脂質が結びついた物質です。
年を重ねるときに脂肪酸を分解する力が低下したり、老化物質である活性酸素も増えるため、パルミトレイン酸や過酸化脂質が増加します。
パルミトレイン酸と過酸化脂質の成分は、脂質の多い高カロリーな食べ物に含まれ。
食べるだけでノネナールの生成を促します。

■アルコールが加齢臭を強くする

アルコールには過酸化脂質の生成を促す作用があります。
そのため高カロリーの食べ物に加えてお酒を飲むと、加齢臭が強くなってしまいます。
加齢臭が気になる人は、暴飲暴食を控えるようにしましょう。

■ミドル脂臭

ジアセチルという原因物質の発見によりミドル脂臭というニオイが明らかになってきています。
ミドル脂臭とは、加齢臭とは違う廃油やバターのようなニオイで、暴飲暴食をする中年男性から発生することが分かってきています。

■加齢臭対策

野菜を食べている人は大体におわないといわれています。
酸化してできる加齢臭を防ぐには、抗酸化作用のある緑黄色野菜や赤ワインが効果的です。
さらに緑茶のカテキンも抗酸化作用が強いといわれています。