■頸椎症(けいついしょう)による手のしびれ(手に症状が出る病気)

頸椎症(けいついしょう)とは、何らかの原因で頸椎(けいつい)の骨が変形してしまう病気です。
変形した骨が、首から手に伸びる神経を圧迫し、それにより抹消の指先にしびれが起こります。
病状が進行して重度の頸椎症になると、神経が侵されて歩行障害や寝たきり生活を余儀なくされることもあります。




■頸椎症の手に出る症状の特徴

頸椎症などの神経に問題がある場合には、神経が圧迫されて時にしびれや痛みが生じます。
少しでも手に違和感を感じたら、気になる手側の後方に首を曲げてみます。
首が痛くなったり、しびれがひどくなる場合は、頸椎症の可能性があります。

■肺癌による手の痛み(手に症状が出る病気)

癌が頻繁に発生しやすい肺の上部付近には、首から腕に向かう神経が密集して通っています。
その部位に癌が出来ると、それらの神経が癌によって障害されてしまうため二の腕に痛みが生じます。
肺癌は進行が早いので、二の腕に違和感を感じたら病院で診察を受けましょう。

■肺癌の手に出る症状の特徴

肺癌の二の腕の痛みは、体温が上がると痛みが増すという特徴があります。
お風呂の湯船に入った時などで、痛みが増すようだと肺癌の可能性があります。

■脳梗塞による手のしびれ(手に症状が出る病気)

脳梗塞は最悪の場合突然死してしまうこともある病気です。
脳の中でも手や唇を支配している部位は血管が細く梗塞しやすいため、脳梗塞になるとしびれなどの症状が出やすいといわれています。
しびれを感じるたびに症状が重くなるんも脳梗塞の特徴です。

■脳梗塞の手に出る症状の特徴

突然起こる脳梗塞は、血圧が上昇する朝方に多く発生することが分かっています。
脳梗塞の予防法としては、こまめに水分をとり、暴飲暴食やタバコを控えるようにすることになります。

■脳梗塞チェック法

両手の平を上に向けて前に出します。
握り拳を両手で作ります。
握った際に、片方の手が内側に曲がる場合は脳梗塞の可能性があります。



■手根管症候群による手のしびれ(手に症状が出る病気)

手根管(しゅこんかん)とは、手首の中にある骨と靭帯に囲まれたトンネルの中の狭い空間です。
手根管の中には神経が通っています。
手首付近の炎症などによって手根管が狭くなり、神経が圧迫されて痛みやしびれなどが起こるのが手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)です。
手根管の中を通っている神経は、親指から薬指の半分までを支配しているので、その指がしびれてしまいます。
手根管症候群は、無理をしなければ治ります。
安静にする、重い物を持たないなどが大切になります。

■手根管症候群の手に出る症状の特徴

手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)は、手首の細い女性に多いといわれています。
家事などで手首を使い過ぎた時や、手首がむくみやすい朝方にしびれがひどくなるのが特徴となっています。
しびれなどの症状を放置すると親指の筋肉が痩せ細り、物をつかむ動作が不自由になることもあります。

■手根管症候群チェック法

手首を曲げ合わせた状態で30秒間キープします。
指先がしびれるかどうかをチェックします。
しびれた場合は手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)の可能性があります。

●手根管症候群のチェック(ティネル様徴候テスト)
手首の上の部分をたたき、指先がしびれるかどうかチェックします。

■肘部管症候群による手のしびれ(手に症状が出る病気)

肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)とは、肘(ひじ)の外側を通る尺骨神経の損傷が原因となり、薬指の半分と小指にしびれが生じる病気です。

■肘部管症候群の手に出る症状の特徴

女性より骨が太い男性に多く、パソコンう打つときなど肘を曲げている時にしびれがひどくなる特徴があります。
肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)を放置すると小指と薬指が真っ直ぐ伸びなくなり、握力が低下してしまうこともあります。
肘部管症候群の予防法としては、肘を長時間曲げないことになります。

■肘部管症候群チェック法

肘の周りをたたき指先がしびれるかをチェックします。