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統合失調症(とうごうしっちょうしょう)原因、症状、治療法

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統合失調症の患者さんは自分が病気であるという認識がほとんどない状態です。そのため家族や周囲の人が早く気付いて治療を受けることが大事になります。




■統合失調症(とうごうしっちょうしょう)について

統合失調症(とうごうしっちょうしょう)とは、脳の働きに以上が起きる病気です。
人の脳は目や耳からの情報を受け取り、その情報を処理して実行する働きがあります。
情報のやり取りに使われるのが様々な種類の神経伝達物質です。
統合失調症では、神経伝達物質が過剰に分泌されたり、逆に少なくなることで混乱が生じます。
その結果、時に幻聴(げんちょう)、反応が鈍くなる、会話のつじつまが合わないなどの症状があらわれます。
多くの統合失調症の患者の発症年齢は、15~35歳と若い人に起こっています。
統合失調症は慢性疾患なので、長期に渡って病気と付き合っていく必要があります。

■統合失調症の原因

統合失調症の原因には、生物学的な要因と心理学的・社会学的な要因があります。
生物学的な要因としては、病気のなりやすさ、遺伝的な要因を含む個人の性質などがあります。
心理学的・社会学的な要因としては、対人関係、大きな社会的な生活上の変化によって起こるストレスなどがあります。
また両方の要因が絡み合って起こっていると考えられています。

■統合失調症の人が治療を受けた場合の経過

はじめに統合失調症の前触れの時期があります。
次に統合失調症の急性期で、激しい精神症状が起こります。
多くがこの時期に精神科などを受診するようになります。
そして治療に入り統合失調症の慢性期・消耗期が数年続き、統合失調症の回復期に向かっていきます。

■統合失調症の前兆期

通常は時間の経過とともに、眠れない、朝起きれない、不眠、あせり、イライラするなどの症状が治まっていくものですが、統合失調症の前兆期の場合はこの症状が長く続きます。
ほとんどの人がこの時期はまだ統合失調症とは気付かず、統合失調症の急性期に入っていきます。



■統合失調症の急性期の陽性症状(ようせいしょうじょう)

陽性症状(ようせいしょうじょう)では、幻覚(げんかく)と妄想(もうそう)が起こることが多いです。
幻覚とは、現実にはないことを現実だと自覚してしまうことで、幻聴(げんちょう)や幻嗅(げんきゅう)を訴えたりします。
妄想とは、明らかに間違った考えやありえない状況について強い関心を持つ事です。
本人は自覚がないことが多いため精神科を受診することがなく、統合失調症の急性期が長く続くことも多くあります。
期間が長くなればなるほど回復が難しくなるので、家族や周りの人が出来るだけ早く気付いて、精神科を受診することが必要です。

■陰性症状(いんせいしょうじょう)の消耗期

エネルギーが低下して、それを補充する時期になります。
このときには様々な症状が出てきます。

・引きこもる
・考える力が低下する
・意欲が減退する
・過剰な睡眠

長い人では数年続きます。
あせらず無理をせず、十分な睡眠、規則正しい生活を送ることが大事になってきます。

■認知機能障害(にんちきのうしょうがい)

統合失調症どの時期にも、認知機能障害(にんちきのうしょうがい)が起こります。
認知機能障害とは、考えがまとまらない、集中できない、同時に複数のことができないなどの状態が起こることをいいます。

■統合失調症は個人差がある

統合失調症は個人差があり、陽性症状が強く出る人、陽性症状が1回で済む人、陰性症状が長く続く人、急性期が1度で済む人もいれば、何度も繰り返して重症化する人もいます。
いずれにしても早く治療を受けることが重症化を防ぐために重要です。
早目に精神科を受診して治療を受けることが大切です。

■統合失調症の治療

統合失調症の治療は薬物療法が基本になります。

●統合失調症の主な薬
・抗精神病薬
・抗不安薬
・睡眠薬
・抗うつ薬

統合失調症の治療としては抗精神病薬が最もな有効な薬となっています。
抗精神病薬は、神経伝達物質の量を調整することで脳の働きを回復させ、幻覚や妄想の症状を抑えます。
統合失調症は慢性疾患の治療を続けていくことが大切になります。
統合失調症の治療を中断してしまうと、1年以内に70%の確率で統合失調症を再発してしまうことが分かっています。
薬の治療を続けると30%、薬とその他の治療を組み合わせると8%まで統合失調症の再発を減らすことができます。



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