歯周病は歯垢・プラークが原因で起こります。
歯周病の多くは痛みを伴わないため、知らないうちに歯周病が進行してしまうこと多いです。
糖尿病になると高血糖状態になり免疫力が低下し、また血管がもろくなって歯周病が治癒しにくくなります。
歯周病予防にはブラッシング・歯間ブラシ・デンタルフロスでの歯垢の除去が大切です。




■プローピング検査で歯周病を発見

プローピング検査とは、歯と歯茎の隙間である歯周ポケットの深さを調べる検査です。
歯周ポケットの深さが3mm以下は問題ありませんが、4mm以上だと歯周病の可能性があります。
歯周病菌が繁殖すると歯茎に炎症が起こり、歯周ポケットが深くなります。
ひどくなると歯を支える歯槽骨(しそうこつ)が失われ、歯が抜け落ちてしまうことになります。

■歯周病の原因

歯周病の原因は、歯垢あるいはプラークと呼ばれるものになります。
歯垢とはバイ菌の塊です。
特に運動性のあるバイ菌は歯槽膿漏(しそうのうろう)では悪玉とされています。
虫歯も歯周病も歯と歯茎の間に残った菌が原因です。
歯と歯茎の際に残った菌が虫歯や歯周病の元になるのでしっかり除去することが大切です。

■歯周病予防にはブラッシングが大切

歯の表面に歯垢はあまり残りません。
本当に磨いてほしいところは歯と歯茎の際(きわ)です。
毛先がほとんど動かないほどでよく、毛先を少しゆらしてあげて歯と歯茎の際を細かく磨くようにしてブラッシングすることが大切です。
あちこちブラッシングすると磨き残しが出やすくなります。
磨く順番を決めて一定方向にゆっくりブラッシングするのが効果的です。

■歯間ブラシやデンタルフロスで歯周病予防

ブラッシングだけではなく、歯間ブラシやデンタルフロスなども使って歯周病菌の塊である歯垢を除去することが歯周病予防になります。

■歯周病は生活習慣病でもある

歯周病は基本的には年齢は関係ありません。
年を取ってもきちんと歯のケアをしていれば歯周病になっていない人も多くいます。
歯周病は生活習慣病でもあります。
そのため生活習慣を改善することによって病気をコントロールできます。



■歯周病予防には唾液が大切

唾液にはサラサラしたものとネバネバしたものがあります。
耳下腺(じかせん)から出るサラサラした唾液は、虫歯や歯周病予防に効果的です。
梅干や酢の物などの酸っぱいものを食べると唾液が出やすくなります。

■サラサラの唾液を出して歯周病予防する方法

耳たぶの下あたり、顎の骨が動くあたりを軽くマッサージします。
こうすることで耳下腺(じかせん)からサラサラした質の良い唾液が出て来て、歯周病予防につながります。

■歯周病と糖尿病

歯周病は様々な全身の病気と関連があるといわれています。
特に歯周病と糖尿病との関係は注目されています。
歯周病菌によってインスリンの動きを低下させる炎症性物質が増加します。
すると血糖値が上がりやすくなってしまうといわれています。
そのため歯周病の治療を行いって症状を改善させることにより、糖尿病が改善する効果が期待できます。

■歯周病と動脈硬化

歯周病菌が動脈硬化や心臓血管の方に悪影響を与えるといわれています。
口の中で増殖した歯周病菌は、血液を通して全身に広がり様々な疾病を引き起こします。
中でも深刻なのが動脈硬化や心筋梗塞などへの影響です。

■歯周病菌のジンジバリス菌

歯周病菌の中でもジンジバリス菌が血管の中に入ると、血液を固まらせる作用があることが分かってきています。
歯周病の人が動脈硬化や心筋梗塞を起こすリスクは、通常の人の約3倍にもなります。