お腹の筋肉が減ると空いた隙間に脂肪が溜まります。
腹部は手足と違いほとんどが筋肉で内臓の周りを支えています。
そのため筋肉がなくなると脂肪に置き換わってしまいます。
脂肪は筋肉と違って支えることができないのでどんどんたるんできてしまいます。
左右からお腹を包んでいる腹斜筋、背骨から大腿骨にかけて骨を引っ張り上げるようにつながっている腸腰筋、横方向走っている腹横筋、姿勢を維持する抗重力筋をトレーニングしてダイエット。




■筋肉が減り脂肪に

人は年齢と共に筋力が衰えて筋肉量が減っていきます。
お腹の筋肉が少なくなるとお腹の中に隙間が出来てしまいます。
その空いた隙間を補おうとして、ぷよぷよの脂肪がたっぷりと入り込んでしまいます。
筋肉がしっかりと付いていれば脂肪の入る隙間はなく、筋肉で体を支えることができます。

■お腹に脂肪が付くのは

手足の筋肉は毎日習慣的に使っていますが、お腹の筋肉は意識しないと使われません。
そのためどんどんお腹の筋肉は減っていってしまいます。
お腹回りは、油断すると真っ先に筋肉が減ってたるんでくる場所です。
お腹に脂肪が付くと、その後脂肪は上半身や下半身にも付いてきます。

■わき腹ぽっこりと腹斜筋(ふくしゃきん)

わき腹に脂肪が付く体型は、腹斜筋が弱い人に多い体型です。
腹斜筋(ふくしゃきん)は、左右からお腹を包んでいる筋肉です。
腹斜筋(ふくしゃきん)を鍛えていくとダイエット効果が期待できます。

■下腹ぽっこりと姿勢

下腹に脂肪が付く体型は、姿勢が悪い、猫背などの人に多い体型です。
姿勢を維持するために使われるのが脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)や広背筋(こうはいきん)などの抗重力筋(こうじゅうりょくきん)で、主に背中側に付いている筋肉です。
この筋肉が衰えてしまうと、筋肉で身体を支えることが出来ず、直ぐに背中が丸くなってしまいます。
抗重力筋(こうじゅうりょくきん)で姿勢を支えられなくなると、お腹の筋肉もほとんど使われなくなってしまいます。
すると下腹だけがポコッと出てしまいます。
姿勢を良くするだけで下腹ぽっこりが解消されます。

■お腹が正面にせり出している、腸腰筋(ちょうようきん)

お腹が正面にせり出している体型は、体ががっしりしている人に多く、胸を張り過ぎていることでお腹が正面にせり出してしまいます。
こういう人は身体が硬いとい特徴があります。
筋肉質なのにお腹だけ出ている人も多いです。
腸腰筋(ちょうようきん)というお腹と股関節をつなぐ筋肉が硬くなってしまったり、ハムストリングスというもも裏の筋肉が硬くなってしまっていると、こういう姿勢になってしまいます。
腸腰筋(ちょうようきん)は背骨から大腿骨にかけて骨を引っ張り上げるようにつながっている筋肉の総称です。
腸腰筋(ちょうようきん)が硬くなると骨盤や背骨が常に後ろ側に引っ張られ、お腹が前につっ張ってしまいます。
こういう体型の人はストレッチをしっかり行うと、自然と筋肉が働かせるようになります。

■お腹全体がぽっこり

年と共に減少した筋肉が重力に負け、お腹を支えられなくなってしまいます。
お腹全体がぽっこりしている人は、腹横筋(ふくおうきん)という筋肉を鍛えると良いです。
腹横筋(ふくおうきん)は横方向走っている筋肉の繊維によって、お腹の中でコルセットのような役割をしています。
腹横筋(ふくおうきん)は腹筋の中でも最も深い部分にあるため、意識して鍛えないと年齢とともに衰えてしまい、体を支えられなくなってしまいます。
腹横筋(ふくおうきん)を伸ばしてあげると筋肉が収縮出来るようになり、筋肉が本来の働きを思い出し、また使えるようになってきます。



■腹斜筋トレーニングでわき腹ダイエット

左足を前に出し、足とは反対側の右腕を上げて体を左側に倒します。
息を吐きながらゆっくりと体を戻します。
左右の手足を反対にして5回ずつ行います。

右足を前に出し、胸の前で腕を組み四角形を作ります。
腕の形を崩さずに、息を吐きながら右側に2回腰をひねります。
2回目は深く腰をひねります。
足とひねりを反対にして5回ずつ行います。

■姿勢のトレーニングで下腹ダイエット

下腹に手を当てて三角形を作ります。
お尻に力を入れながら、骨盤を意識して腰を前後に動かします。
指先が地面と垂直になった所が骨盤の正しい位置です。
骨盤の正しい位置を、気付いた時に直していきます。

■抗重力筋トレーニングで下腹ダイエット

両腕を真上に伸ばし、息を吐きながら腕を横に戻します。

■腸腰筋トレーニングでお腹ダイエット

右ヒザを付いて片ヒザ立ちの姿勢を取ります。
このとき腰を前後に動かし、骨盤を真っ直ぐにするイメージで腰を前後に動かします。
左の太ももに手を添えて前に倒し、10秒間伸ばします。
元に戻したら骨盤を後ろに動かします。 左右の足を入れ替えて1回ずつ行います。

■もも裏ストレッチでお腹ダイエット

仰向けに寝て右足を上げ、ヒザを伸ばしたまま、つま先を上下に10回動かします。
左右の足を入れ替えて1回ずつ行います。
慣れるまでは無理のない角度で行いましょう。

■腹横筋トレーニングでお腹ダイエット

仰向けに寝て腕を真っ直ぐ上げて体を伸ばします。
息を吐きながら腕を前に出し、もう一度真っ直ぐ伸ばします。
腕を上げる時にお腹が伸びていることを意識します。
腕を上げた状態で足を10回ぶらぶらさせます。

かかとを上げつま先立ちになり、腕を真上に伸ばして、そのまま振り子のように左右に10回上半身を揺らします。
上半身を曲げた時に息を吐きます。

■お腹へこませトレーニングでお腹ダイエット

イスに浅く腰掛け、ヒザの上の位置で手を軽く重ねます。
そのまま息を吐きながらお腹を引き込むようにへこませます。
気が付いたときに行うとよいです。

これらのトレーニング法は食事制限によるダイエット法ではなく、どの筋肉がポイントになるのかをしっかり把握し筋肉を正しく使い、健康で美しい身体を目指すことが目的です。

継続してトレーニングを行うことで、奇麗なボディラインになる効果が期待できます。
姿勢を正しくすることで肺が広がって呼吸が深くなるため、基礎代謝が上がり脂肪が燃焼しやすくなる効果も期待できます。

■ドローインでぽっこりお腹解消!ドローインで腹横筋・腹斜筋を鍛える