首こりは筋肉の緊張や病気などが原因で起こります。首こりは首のひねり、前屈みの姿勢、猫背の姿勢、顎のズレ、枕の不具合、くも膜下出血、脳梗塞、心筋梗塞、高血圧、肺癌、変形性頸椎症、頸椎椎間板ヘルニアなどの原因があります。




■首こりの痛み

頭の重さは体重の10%で、寝ている時以外は細い首が頭を支えています。
こりは筋肉が緊張することで起こります。
筋肉が緊張すると血流が悪くなり、筋肉に酸素を運ぶことが減ってしまい、疲労や痛みを感じる発痛物質が溜まってしまいます。
これが慢性化すると首こりになってしまいます。

■首こりの原因

・姿勢
・首のひねり
・前屈みの姿勢
・猫背の姿勢
・顎のズレ
・枕

■首こりの原因となる病気

・くも膜下出血
・脳梗塞
・心筋梗塞
・高血圧
・肺癌
・変形性頸椎症
・頸椎椎間板ヘルニア

■姿勢が首こりの原因

姿勢が悪いことで首の筋肉の緊張状態が続くと、疲労の溜まる夕方以降に首こりを強く感じるようになります。
真っ直ぐ立つ気をつけの姿勢は、体の中心に首が真っ直ぐ乗っているため、余分な負担がかからず頭が安定します。
また筋肉の活動も少なく、首にとっては楽な状態です。

■首のひねりが首こりの原因

日常生活で横を向いてテレビを見たり、頭だけを動かして会話をするなどして首をひねることは、首に10倍近い負担となります。
私達の首は上下の動きは比較的得意ですが、左右は良い動きをしない構造になっています。
長時間の首のひねりは要注意です。

■前屈みの姿勢が首こりの原因

前屈みの姿勢は、頭が体の中心線より前に飛び出してしまいます。
そのため首にかかる負担がおよそ3倍にも増えてしまいます。
その結果、首の筋肉が疲労し首こりの原因となってしまいます。
頸部から僧帽筋上部繊維、肩甲挙筋、菱形筋などが引っ張られ筋緊張が強くなり、首こりが起こります。



■猫背の姿勢が首こりの原因

前屈みの姿勢を長く続けていると筋肉組織にも変化が起こり、猫背の姿勢が習慣化してしまいます。
筋肉の表面を覆っている筋膜は形態を記憶する能力があり、長期間に渡って猫背の姿勢が続くとそれを記憶してしまいます。
猫背の姿勢が習慣化されて肋骨の間の筋肉が縮み、姿勢を正すより猫背の方が楽に感じるようになり、さらなる首こりを生み出すという悪循環に陥ってしまいます。

■顎のズレが首こりの原因

日本人の8割以上の人が顎がズレていると言われています。
下顎は頭の骨とは独立した骨で出来ていて、左右の顎関節(がくかんせつ)と側頭筋などによって頭蓋骨から吊り下げられている状態でつながっています。
そのため下顎は他の関節と」比べものにならないほど自由に動かすことが出来ます。
下顎は1kgほどもあり、下顎がズレることで頭が傾き頸椎が湾曲し、頭蓋骨を支える後頭直筋、頭半棘筋、頭板状筋などが緊張し首こりを感じてしまいます。
顎がズレると常に筋肉が緊張し、1日中首こりを感じてしまいます。
さらに首背面の筋肉が緊張することで筋繊維が膨張し、首の緊張が筋肉の中を通る血管や神経までをも圧迫してしまいます。
すると脳に行くはずの血液が不足し、頭痛を始め様々な不調を引き起こしてしまいます。
顎のズレ対策としては、ズレた方向とは逆の方向に下顎を1mm程度ずらします。
食後や寝起き後に5分間ほど行います。

■枕が首こりの原因

合わない枕を使うと無理な姿勢となり、首の筋肉が緊張します。
疲れを取るどころか逆に首こりの原因になってしまいます。
体に合った枕とは寝ている時に首の頸椎のカーブを自然に近い形で保てるものになります。
そのため首と敷き布団との間に出来る隙間をきちんと埋めることが大切になります。

●首こり解消枕の高さの測り方
首の付け根のゴリゴリとした部分に、床に対して垂直になるように手の平を置き、首と手の平の間の一番深い隙間を測ります。
スムーズに寝返りを打てることも大切です。
寝た時の姿勢が少し前向きになる程度が楽な形になります。
寝返りが打ちづらい時は、フェイスタオルを4つ折りにして枕の下の両サイドに置いて高さを調節すると良いです。

■首こり解消法

仰向けに寝ます。
腕を頭の上に上げて大きく深呼吸します。
1日1回、1分間行います。
肋骨の間の筋肉の柔軟性が回復します。
さらに丸めた毛布やタオルケットの上に背骨を乗せて仰向けに寝ると、胸郭が開いて肋間筋の柔軟性がよりアップします。