心臓脂肪は増えやすいが、がんばれば減らしやすい。体重を減らせば、心臓脂肪も減らせます。痩せている人が太るとができやすい。




■心臓脂肪について

脂肪の毛細血管を通して心臓に毒を注入するもの、それが心臓脂肪です。
毒が送り込まれると血管のもろい内側が破れて血栓ができます。
これが進行して詰まると心筋梗塞になって突然死に至ることもあります。

■痩せている人が太ると心臓脂肪ができやすい

脂肪細胞の数そのものは、大人になってしまうと簡単には増えません。
食べ過ぎると一つ一つの脂肪細胞が膨らんで、皮下脂肪やお腹の脂肪が、まるでタンクのような役割をします。
一般には太った人の方が、もともとたくさんの脂肪細胞があるので溜めやすいと考えられます。
一方痩せている人は、脂肪細胞が少ないので直ぐに容量を超えてあふれてしまいます。
行き場を失った脂肪は、ここで心臓に向かい心臓脂肪になってしまいます。
若い頃に痩せ型だったのに、運動不足などで急に太った人などは心臓脂肪ができやすくとても危険です。
ただし痩せている人も太っている人も体重増加は心臓脂肪を生む危険があります。

■マクロファージが毒を出す

実は、心臓脂肪が毒を出すのではなく、心臓脂肪に毒を出す物が集まってきます。
それがマクロファージです。

■心臓脂肪に要注意の人

・急激に体型が変化した人
・脂肪肝の人
・閉経後の女性

急にお腹が出て来た人は、心臓に脂肪が付いている可能性があります。
脂肪肝で肝臓に脂肪が付いている人は、心臓にも脂肪が付いている可能性があります。
女性は女性ホルモンで守られていて、女性ホルモンは心臓脂肪を付きにくくする働きがあります。
ただし閉経後は急速に脂肪が付きやすくなるので要注意です。
年齢は関係なく、食生活の欧米化などにより、まさか自分がという人が心臓の脂肪が厚いということが多くなっています。

■心臓脂肪は減らしやすい

心臓脂肪は増えやすいという性質がありますが、がんばれば減りやすいという性質もあります。
つまり体重を減らせば、心臓脂肪も減らせます。

■心臓は脂肪を優先的に使う

筋肉は糖と脂肪の両方ともエネルギーとして使います。
ただその際に優先的に使うのは糖です。
これが通常の筋肉のエネルギーの使い方です。
心臓の場合は、脂肪だけを優先的に使います。
血糖値のように食事をしたり運動をしたりして上がったり下がったりするものを当てにすると、心臓の動きは止まってしまうこと出てきます。
内臓脂肪も皮下脂肪に比べると減りやすいという点があります。
お腹の出ている人はがんばって減らしていくことが、予防することにもなります。