ロコモティブシンドロームとは、要介護や寝たきりのリスクの高まった状態をいいます。高齢者の転倒・骨折予防のためにも自分の筋力やバランス能力を知り、スクワットなどでトレーニングをすることが大切です。




■ロコモティブシンドロームについて

ロコモティブシンドロームとは、日本語で運動器症候群といいます。

運動器とは、歩くために必要な骨・筋肉・関節軟骨を総称して運動器といいます。

運動器が全て上手に連携して働くことで人間は上手に歩くことができます。

この連携が上手く働かなくなると、痛みやふらつきなどが出ると骨折したりします。

こういうことが繰り返されると歩きにくくなり、最終的には要介護になったり、寝たきりになったりします。

こういうリスクの高まった状態をロコモティブシンドロームといいます。

■高齢者のロコモによる悪循環

高齢の人の場合、一つ問題が起こると他の問題の原因になり、さらに悪くさせるという連鎖が起こります。

歩く能力に注目する必要があるということがロコモティブシンドロームの考え方です。

例えば、骨折したりすると筋力が低下し、筋力が低下することによりバランス力が衰え、それがまた骨折を起こすという悪循環を起こすということもあります。

■ロコモティブシンドロームの原因

・骨や関節の病気(骨粗しょう症、変形性関節症、脊柱管狭窄症)
・筋力の低下
・バランス能力の低下

■ロコモティブシンドロームの改善法

現在の自分の筋力やバランス能力を知り、能力の低下が認められる時は、自らトレーニングをすることが大切になります。

筋肉は年齢が高くても鍛えることが出来、筋力の衰えもまた戻すことが可能です。

●スクワットでロコモティブシンドロームの改善
太ももやお尻の大きな筋肉を鍛えるスクワットなどを行うと、ロコモティブシンドロームの改善につながります。

ゆっくりしたスクワットを5~6回を1日3回ほど行うと、下半身の筋力を回復する効果が期待できます。

スクワットは安全に十分注意をして行いましょう。

ヒザや腰などに痛みがある場合は、医師と相談して行いましょう。