長寿ホルモンは善玉ホルモンのアディポネクチンです。長寿ホルモンは適度な内臓脂肪から出て、太っていると出難くなります。長寿ホルモンには動脈硬化の改善、血糖を下げる、中性脂肪を下げる、血圧を下げる、血管の炎症を抑える、肝臓や筋肉の脂肪の燃焼を助けるなどの健康効果があります。




■健康長寿

健康長寿とは、日常的に介護を必要としないで自立した生活ができる生存期間をいいます。
健康長寿は男性は70.42歳、女性は73.62歳と言われています。

■長寿ホルモンについて

長寿ホルモンとはアディポネクチンという物質のことで、日本で発見された善玉ホルモンです。
長寿ホルモンは採血で調べられますが、保険適用ではなく、特殊な施設ですか測れません。
長寿ホルモンの計測数値が4未満だと要注意だと言われています。

■長寿ホルモンのアディポネクチンの健康効果

・動脈硬化を主とする生活習慣の改善
・血糖を下げる
・中性脂肪を下げる
・血圧を下げる
・血管の炎症を抑える
・肝臓や筋肉の脂肪の燃焼を助ける

アディポネクチンの働きというのは、動脈硬化を改善したり、糖尿病を予防したり、心筋梗塞を予防したりしてくれます。
100歳まで生きた人は、普通の人よりも2倍もアディポネクチンが多かったという報告もあります。

■サーチュイン遺伝子とアディポネクチン

アディポネクチンが若返り遺伝子のサーチュイン遺伝子を活性化していることが分かってきています。

■長寿ホルモンと内臓脂肪

長寿ホルモンは主に内臓脂肪から出ています。
しかし内臓脂肪から出ているにも関わらず、太って内臓脂肪が増えてしまうと逆に長寿ホルモンが出なくなってしまいます。
本来、内臓脂肪は女性であれば子宮の周り、男性の場合は肝臓の周りにつきやすくなります。
つまり内臓脂肪は、内臓の臓器をある程度保護するためのクッションや断熱材の役割を果たしています。
問題は内臓脂肪の量にあります。

内臓に適度な内臓脂肪の状態だと長寿ホルモンを多く分泌してくれますが、内臓脂肪が必要以上に多くなると長寿ホルモンがほとんど出なくなってしまいます。
つまり長寿ホルモンを増やして様々な病気を予防するには、多過ぎる内臓脂肪をある程度減らした方が良いと言われています。



■皮下脂肪と内臓脂肪

長寿ホルモンは内臓脂肪から出ますが、内臓脂肪が増え過ぎてしまうと逆に出にくくなってしまいます。
内臓脂肪は皮下脂肪と違って目に見えず触れません。
そのため見た目は痩せていても内臓脂肪が多い隠れ肥満の人も多くいます。
身体に付く脂肪には、大きく分けて皮下脂肪と内臓脂肪の2種類があります。
皮下脂肪は皮膚のすぐ下に付く脂肪でつまむことが出来、見た目にも分かりやすいのが特徴です。
内臓脂肪は内臓の周りに付く脂肪で、見た目だけではその量は判断できません。
隠れ肥満は本人が気付かぬうちに健康を害してしまう恐ろしい肥満です。

■レシチンで内臓脂肪を減らして長寿ホルモンを増やす

レシチンは油の一種で水にも油にも馴染みやすく、血中のコレステロールを溶かして脂肪肝の予防なども期待できる物質です。
レシチンは主に卵黄、大豆、ピーナッツ油、ごま油などに多く含まれています。

■1日伊万歩または1時間歩いて内臓脂肪を減らして長寿ホルモンを増やす

1日で合計が1万歩か1時間歩くようにすると内臓脂肪を減らす効果が期待できます。
とにかく毎日続けることが大切になります。

■スクワットで筋肉を付け内臓脂肪を減らして長寿ホルモンを増やす

筋肉量が多い人は、寝ていてもどんどんカロリーを使っています。
内臓脂肪を減らす筋肉を付けるスクワットや階段の昇り降りが効果的です。

■快眠して内臓脂肪を減らして長寿ホルモンを増やす

快眠すると成長ホルモンが出て脂肪が燃えます。
太ると上手く眠れなくなってしまいます。
するとただ太りやすくなるという悪循環に陥ってしまいます。
長く寝るということではなく、しっかり寝るということになります。