AGEは全身の老化を進める老化物質と考えられています。タンパク質に糖分がくっ付くと老化を早める物質のAGEになります。調理温度が高くなるとAGEが出来やすくなる。




■AGE

AGEとは全身の老化を進め、早死にするリスクを高める老化物質と考えられています。
AGEが溜まると骨は茶褐色に変色し、もろく折れやすくなってしまいます。
目に老化物質のAGEが溜まると目の細い血管が壊れやすくなり、出血して失明の危険が高くなります。
老け顔も老化物質のAGEが原因と考えられています。
皮膚に老化物質のAGEが溜まると、皮膚の弾力性が変形して失ってしまいます。
そのため押されると元に戻らず、シワが出たり、皮下脂肪の重みに耐えられずたるみが出てしまいます。
つまり老け顔は身体に老化物質のAGEが溜まっている証拠でもあります。

■見た目の老化を決めるポイント

 ・目尻のシワ
 ・下まぶたのシワ
 ・ほうれい線
 ・口元のたるみ
 ・顔全体が落ちる

老化は骨・血管・肌・脳などに悪玉物質のAGEが溜まることが原因であることが分かってきています。

■タンパク質と糖分がAGEに

タンパク質に糖分がくっ付くと老化を早める物質のAGEになります。
糖分が目・脳・肌・内臓など全身のコラーゲンにくっ付くとAGEに変化してしまいます。
全身の老化が通常より速く進んでしまいます。
中でも特に問題なのが、血管の壁を覆うコラーゲンに糖分がくっ付くと、コラーゲンがAGEへと変化してしまうことです。
しなやかだった血管壁が硬くなってしまいます。
これこそが動脈硬化です。
その結果、脳梗塞や心筋梗塞という病気を引き起こし死に至ることもあります。

■血糖値が高いとAGEが多くなる

私達が食事をすると血液中に糖分が増加し、エネルギーとして使われます。
しかし食事の摂り過ぎなどで糖分が余ってしまうと、タンパク質とくっ付いて老化を早めるAGEになってしまいます。
つまり血糖値が高い人は自ら大量のAGEを作っていることになります。



■AGEを多く含む食品を食べる

老化を早めるAGEは、身体の中で作られるだけではありあせん。
AGEは初めからほとんどの食べ物に含まれています。

■AGEを多く含む食材

 1.バターやチーズなどの脂肪の多い食材
 2.肉
 3.魚

■AGEが少ない食材

 1.牛乳
 2.野菜
 3.炭水化物

■同じ食べ物でも調理法によってAGEの量が変わる

AGEは調理法によってその量が変わってしまいます。
例えば、茹でたソーセージと焼いたソーセージではAGEの量は1.5倍も変わってしまいます。

■AGEが多くなる要因

AGEが多くなる要因としては温度と油があります。
ゆでる調理法は100℃前後ぐらいの温度です。
焼いたり揚げたりすると180℃から220℃とかなり高温になります。
高温になるとタンパク質と鶏肉などにある糖分が結合しやすくなってAGEが出来てしまいます。
焼いたり揚げたりする調理法食欲増進、食中毒予防の効果もあります。
調理時間が長いものほど熱が加わってAGEを形成しやすくなります。

■食後の血糖値を下げAGEを溜めない方法

 ・1日1食はAGEが低い調理法を選ぶ
 ・野菜から先に食べる
 ・食後すぐに10分ほど身体を動かす

血糖値が最も高くなるのは食事開始から1時間後です。
野菜を先に食べると食物繊維が糖分に絡み付き糖分の吸収をゆっくりになります。
食事を終えたすぐのタイミングで身体を動かせば血糖値を下げることができます。
続けていくことでAGEが下がるだけでなく、糖尿病の予防にも効果的です。