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腎臓癌(じんぞうがん)の治療法!腹腔鏡手術、ラジオ波焼灼療法、凍結療法

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腎臓癌は腎臓の尿を作る細胞から発生。腎臓癌が腎臓の被膜内に留まっている間を早期癌と診断。腎臓癌の症状には血尿、腰痛、しこりなどがあります。腎臓癌の治療法は開放手術、腹腔鏡手術、腹腔鏡下小切開手術、ロボット支援手術、ラジオ波焼灼療法、凍結療法など。




■腎臓(じんぞう)について

腎臓(じんぞう)は体の左右に一つずつあり、腰のやや上の背中側に位置しています。
大きさは握りこぶし程になります。
腎臓(じんぞう)は血液をろ過して尿を作ったり、血圧を調整したり、身体を作っている細胞の環境を整えるなど様々な働きをしています。

■腎臓癌(じんぞうがん)治療の名医(2012年4月時点)

東京医科歯科大学 教授 腎泌尿器科外科
木原和徳(きはらかずのり)先生

■腎臓癌(じんぞうがん)について

腎臓癌(じんぞうがん)は、腎臓の中にある尿を作る細胞から発生します。
通常はゆっくり進行していき、多くは1年間に1~2ミリほど大きくなっていきます。
腎臓は被膜(ひまく)に覆われていて、さらに周りに脂肪の組織が厚くあります。
腎臓癌が腎臓の被膜内に留まっている間を早期癌と診断されます。
腎臓癌が進行すると、被膜を突き破って腎臓の外に出てきます。
場合によっては、腎臓癌は肺や骨、肝臓、リンパ節などに転移することがあります。
年間1万人の人が腎臓癌と診断され、患者数が増加しています。
腎臓癌は50代から増えて70代がピークと言われています。
腎臓癌の検査の進歩により腎臓癌(じんぞうがん)の早期発見が増えてきています。

■腎臓癌(じんぞうがん)の検査

腎臓癌(じんぞうがん)の検査としては、腹部エコー検査、CT検査があります。 CT検査では、被膜を超えていないか、腎臓の中でどの程度広がっているか、リンパ節や肝臓、肺への転移の有無を検査します。



■腎臓癌(じんぞうがん)の症状

腎臓癌(じんぞうがん)は、早期の段階で自覚症状があらわれることはほとんどありません。
腎臓は分厚い脂肪の組織で包まれているので、腎臓癌が出来ても周囲の臓器や筋肉などに影響が出にくいとされています。
腎臓癌が進行して、腎臓の真ん中にある尿を集める腎杯(じんぱい)や腎盂(じんう)といった場所のカベを破ると血尿の症状が出ます。
周りの筋肉に入り込むと腰痛の症状が起こり、大きくなると腰のあたりにしこりが出来ることもあります。

■腎臓癌(じんぞうがん)の治療法

腎臓癌(じんぞうがん)の治療法は、手術が基本となります。
腎臓癌(じんぞうがん)の治療法としては、開放手術、腹腔鏡手術(ふくくうきょうしゅじゅつ)、腹腔鏡下小切開手術(ふくくうきょうかしょうせっかいしゅじゅつ)、ロボット支援手術、ラジオ波焼灼療法(らじおはしょうしゃくりょうほう)、凍結療法(とうけつりょうほう)などがあります。

●癌の転移がない場合の腎臓癌の治療法
癌の転移がない場合は、手術などで腎臓癌を取り除き根治を目指します。
全身の状態が悪い腎臓癌の患者さんや、手術がどうしても嫌な腎臓癌の患者さんにはラジオ波焼灼療法(らじおはしょうしゃくりょうほう)、凍結療法(とうけつりょうほう)などを行います。
ラジオ波焼灼療法(らじおはしょうしゃくりょうほう)では、特殊な針を皮膚の上から刺して腎臓癌を焼きます。
凍結療法(とうけつりょうほう)では、癌組織を凍結させ壊死させます。

●癌の転移がある場合の腎臓癌の治療法
癌の転移がある場合は、癌がある腎臓を取り除いて、薬や抗癌剤などを用いたり、放射線を用いたりします。
以前は癌がある腎臓を全部摘出する手術が標準でしたが、最近では4cm以下の腎臓癌であれば部分切除手術を行います。
症例によっては腎臓癌が4cm以上でも部分切除手術を行う場合もあります。
腎臓の被膜を破って外に飛び出しているような場合は、腎臓の全摘出を行います。
通常は副腎(ふくじん)を残して、腎臓を脂肪を含んで摘出します。

●開放手術
開放手術は、腹部に20cm~30cmの切開をし行う手術です。
手術を行いやすいという利点があるが、傷の大きさ、痛み、入院期間、患者さんへの負担が大きい手術法です。

●腹腔鏡手術(ふくくうきょうしゅじゅつ)
腹腔鏡手術(ふくくうきょうしゅじゅつ)とは内視鏡を使って行う手術です。
初めにCO2ガスを腹部に注入して膨らませます。
5mm~1cmぐらいの穴を数カ所開けて内視鏡や手術器具を挿入し、モニターの拡大画面を見ながら手術を行います。
傷も小さくて痛みも軽く、早期退院が可能な手術法です。
ただしCO2ガスを注入するということに伴う合併症のリスクがあります。

●腹腔鏡下小切開手術(ふくくうきょうかしょうせっかいしゅじゅつ)
腹腔鏡下小切開手術(ふくくうきょうかしょうせっかいしゅじゅつ)も内視鏡を使って行う手術です。
腎臓などを取り出すために2cm~5cmぐらいの小さな穴を一つ作り、CO2ガスを使わずに行う手術です。
モニター画面を見ながら行い、必要があれば穴から直接中を見て手術を行うことも出来ます。

●ロボット支援手術
ロボット支援手術では、医師がブースに向かい、拡大された立体画像を見ながら繊細な動きが可能な手術機具を使って手術を行います。
また医師が特殊なメガネをかけて、そこに拡大された立体画像が映し出され、それを見ながら行う手術法もあります。



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