肩の病気は肩関節に痛みの原因があります。
肩こりの原因は僧帽筋という筋肉のこりにあります。
肩の異常を正確に医師に訴え、詳しい検査で五十肩と腱板断裂を見分けることが大切。




■肩の病気と肩こりについて

肩の病気には大きく分けて五十肩(ごじゅうかた)、腱板断裂(けんばんだんれつ)、石灰性腱炎(せっかいせいけんえん)の3つあります。
肩の痛みの50%は五十肩(ごじゅうかた)、20~30%が腱板断裂(けんばんだんれつ)、3%程が石灰性腱炎(せっかいせいけんえん)になります。
肩こりと肩の病気は全く別ものになります。
肩の病気の場合は、肩関節に痛みの原因があります。
痛みと感じる場所が、肩から腕の外側にかけて痛みが生じます。
肩こりは首の付け根から肩の上部分に痛みが現れます。
肩こりの原因は僧帽筋(そうぼうきん)という筋肉のこりになります。
肩の異常には、正確に医師に症状を訴えて詳しい検査をしてもらうのが大切になります。

■五十肩・腱板断裂・石灰性腱炎の症状

・突然激しく肩が痛む
・腕の外側が痛む
・腕を動かすと痛む
・夜も痛みが続き眠れない

五十肩(ごじゅうかた)と腱板断裂(けんばんだんれつ)を見分けるのは難しく、2つの病気の症状が非常に似通っているという特徴があります。
昼間は腕を動かすと痛みが出るので、無意識のうちに肩のあたりの筋肉を緊張させて腕を動かさないように固定させています。
しかし夜寝ていると筋肉がリラックスして少しの寝返りでも腕を動かすことになり、激しい痛みが起こります。

■肩関節について

肩の病気は肩関節に起こりますが、炎症の場所や原因が異なります。
肩には大きく分けて鎖骨(さこつ)、肩甲骨(けんこうこつ)、上腕骨(じょうわんこつ)の3つがあります。
肩関節は肩甲骨(けんこうこつ)と上腕骨(じょうわんこつ)の間の部分になります。
肩の関節周りは、関節包(かんせつほう)で覆われています。
関節包(かんせつほう)の上には腱板(けんばん)という組織があり、これにより安定した動きが出来るようになっています。

■五十肩(ごじゅうかた)

五十肩(ごじゅうかた)は、関節包(かんせつほう)の炎症が主体になっています。
関節包(かんせつほう)が炎症によって拘縮(こうしゅく)し痛みが生じます。
五十肩(ごじゅうかた)は基本的には治る病気です。
ただしかなり期間がかかるため、適切な治療を行っていくことが大切になります。

■腱板断裂(けんばんだんれつ)

腱板断裂(けんばんだんれつ)は、腱板(けんばん)が切れて少し縮み上がったような状態になり、それによって周囲に炎症が起こる病です。

■石灰性腱炎(せっかいせいけんえん)

石灰性腱炎(せっかいせいけんえん)は、腱板(けんばん)の腱の部分に石灰が沈着して炎症を起こし痛みが起こる病です。