緊張型頭痛の時は運動、体操、入浴などで血流を改善し痛みを軽減。緊張型頭痛改善体操やウォーキングは頭痛改善の効果が期待できます。




■頭痛について

頭痛には大きく分けて2つの種類があります。
1つは他の病気があって起こる頭痛です。
くも膜下出血(くもまっかしゅっけつ)、脳腫瘍(のうしゅよう)、髄膜炎(ずいまくえん)などが原因で起こる、命に関わる頭痛のため直ぐにでも医師の診断が必要な頭痛です。
もう一つは他の病気が原因ではなく、頭痛が主である頭痛です。
これを慢性頭痛といいます。
慢性頭痛はさらに2つに分けられます。
一つは片頭痛(へんずつう)で、もう一つ緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)です。

■片頭痛(へんずつう)について

片頭痛(へんずつう)は特徴的には、ズキンズキンという痛みが目や頭に起こります。
数時間から3日ほど続く頭痛です。
吐き気を伴うことが多く、光をまぶしく感じます。
若い女性に多く、男性の3~4倍いると言われています。
片頭痛(へんずつう)は週末のホッとした時に起こりやすいのも特徴です。
寝不足でも起きますが、寝過ぎでも起こりやすくなります。
片頭痛(へんずつう)の原因には、脳が過敏に反応して脳の血管が広り、血管の拡張に伴って頭痛が起きると考えられています。
片頭痛(へんずつう)の前兆として、目がチカチカして見にくくなったりします。
その後、20~30分経つと頭痛が起きてきます。

■緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)

緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)の程度は、片頭痛(へんずつう)よりも軽いです。
年齢的には、まんべんなく色んな年齢層に見られます。
男女差はなく、人口の20%ぐらいの人、2000万人ぐらいの人に見られます。
緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)の原因としては、後頭部、首の後ろなどが緊張して背中の筋肉が収縮して血流が悪くなって頭が痛むと考えられています。
緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)は、デスクワーク、長時間のパソコンなど同じ姿勢をしていると起こりやすいのも特徴です。

■片頭痛(へんずつう)の対処法

片頭痛(へんずつう)の対処法としてはトリプタンという薬があります。
頭痛がしたらトリプタンを服用します。
片頭痛(へんずつう)はどちらかといえば冷やしてあげると痛みが軽減すると考えられています。
動くと片頭痛(へんずつう)が悪化することもあるので、暗い部屋で安静にして冷やしてあげると良いです。

■緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)の対処法

緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)の対処法としては、温めると良いと考えられています。
緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)の場合は、薬以外の運動、体操、入浴などが対処法の中心になります。
緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)は筋肉の凝りからくるため、肩こりが原因になっている場合は凝りをほぐすようなことをしてあげると良いです。
ストレスも関係すると言われているので、リラックスすることも大事になります。

■緊張型頭痛改善体操

背もたれのあるイスを用意します。 首を右・左に傾けて3秒間静止します。
首を前・後に傾けて3秒間静止します。 首を左右にゆっくり回転させます。
息を吸いながら両肩を上げます。 息を吐きながら両肩を落とします。
両手を組んで頭の上に上げ後ろに反り5~10秒間静止します。
両手を組んで頭の上に上げ、左・右に体を傾け5秒間静止します。
肩を前に出し、顔は正面を向いて体をねじり5秒間静止します。
1セット5~6回を1日5セット空いた時間に行います。
緊張型頭痛の時は、頭痛が起きている時に行っても良いです。
片頭痛の時は、悪化する恐れがあるので行わないようにしましょう。
発熱やしびれを伴う頭痛がある場合は、医師に診てもらいましょう。
首の病気や違和感のある人は無理に行わないようにしましょう。
ウォーキングを行うと筋肉の血流が良くなって頭痛改善の効果が期待できます。