心臓の衰えは、心筋細胞の減少により起こります。声帯の衰えは、声帯の筋肉が衰えることで起こります。脳の衰えは脳細胞の衰えが原因となって起こります。




■心臓の衰え

心臓は心筋細胞という筋肉の細胞で出来ています。
心臓は他の筋肉と同じように加齢により細胞の数が減少していき、心臓が小さく硬くなっていきます。
しなやかでやわらかい心臓こそ、体を若く保つために必要なことでもあります。
足をはじめとした全身の筋肉には、無数に毛細血管が走っています。
筋肉が衰えると血管周りの筋肉の収縮性が無くなるため、血液を流すには心臓が拍動数を増やさなければなりません。

■ふくらはぎの働きと心臓

重い心不全の患者さんが、つま先立ちなど、足の筋肉トレーニングを行うと倦怠感や息切れなどの症状が改善効果が期待できます。
心臓若返りのポイントとしては、脚の筋肉をしっかり保つことになります。
ふくらはぎの筋肉があれば心臓の負担は負担は軽くなると考えられています。
脚の筋肉が血管を広げることで心臓の負担が軽くなると考えられています。

■脚のふくらはぎを鍛えるトレーニング

タオルを1枚用意します。
脚を肩幅程度に広げて立ちます。
かかとを上げてヒザを曲げ腰を落とします。
タオルを半分に折って左手に持ち、右脚の前方の床に付けます。
ゆっくり元に戻します。 タオルを右手に持ち、左脚の前方の床に付けます。
ゆっくり元に戻します。 左右5回ずつ1セットを1日3セット行います。

■声帯の衰え

声帯(せいたい)とは、咽(のど)の奥の気道の入口近くにある器官のことになります。
肺から出された空気が声帯を通過するときに振動することで声を出しています。
声帯の衰えは、肺炎を引き起こす原因にもなります。
声帯の表面は粘膜ですが、その中は筋肉になっています。
声帯の正体は、咽の小さな筋肉になります。
大きな声や張った声を出すとき声帯はより緊張するため、その分運動量も増えます。
日常あまり話さなかったり、声を出さない生活を続けていると、声帯が衰弱して筋肉が緩み、声帯に隙間が開いてしまいます。
すると声帯をきちんと閉めることが出来ず、声帯の隙間から食べ物が肺へと侵入する誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を引き起こすこともあります。
声帯は1秒間に100回から1000回程振動します。

■声帯トレーニング

声帯が衰えた人向けトレーニング方法 イスに座り、イスの両端を軽く手で持ちます。
力強く胸を張りながら、1から10まで声を出して数を数えます。
短くハッキリと声を出しながら、同時に力を入れるのがポイントです。
朝晩2回ずつ行うと効果が期待できます。
声帯は声を出す時だけではなく、同時に力を入れると声帯と周囲の筋肉がより刺激されて効果的に鍛えることができます。
最も大切なことは他人と話すことです。
他にも音読、カラオケ、詩吟など、意識して声を出す機会を増やしましましょう。



■脳の衰え

物忘れの原因は脳細胞の衰えになります。
ピーク時は140億個もある脳細胞は、加齢と共に衰えていきます。

■ウォーキングで脳を活性化

ウォーキングなどの有酸素運動は、脳細胞を成長させるホルモンを分泌させ、脳全体の司令塔である前頭葉(ぜんとうよう)の働きを活性化させることにつながります。

■楽しと感じることが脳の機能アップ

脳が楽しいと感じると脳の中のドーパミンという神経伝達物質が増え、それによって前頭葉の機能も上がって前頭葉の働きが活発化します。
結果、学習機能や記憶機能がアップします。

■褒め合うと脳の機能アップ

褒められると嬉しいですが、褒めた人も嬉しくなります。
どちらも脳の中でドーパミンが出てくるので、褒め合うことは脳の機能アップに効果的です。

■記憶と視空間認知(しくうかんにんち)

脳には様々な認知機能があります。
中でも重要な機能が、記憶と視空間認知(しくうかんにんち)です。
記憶とは、見たり聞いたりした事を認識して記憶する機能のことです。
この働きを主に司るのが側頭葉(そくとうよう)と呼ばれる場所です。
側頭葉が衰えると、昔のことが思い出せなくなったり、聞こえているのに何を聞いているか理解できなくなったりすることがあります。
視空間認知とは、動いている物に関する情報や、今いる空間などの認識をする機能のことです。
日常生活でいえば、車の運転やスポーツをするときなどにとても重要な機能です。
この働きを司るのが頭頂葉(とうちょうよう)と呼ばれる場所です。
この機能が衰えると、車の運転操作を誤るなど命に関わることもあります。

ふくらはぎを鍛えることが心臓の負担軽減につながります。
話したりすることで声帯を鍛えることが出来ます。
有酸素運動や楽しいことをすることで脳が活性化。