タバコを吸い終わって数分間は、吸わない人のそばによらない。禁煙すると除々に健康な肺に戻っていきます。禁煙後3日は代償行動で気分をそらす。禁煙後3週間はタバコ以外の新しい習慣を作る。禁煙3ヶ月後は絶対に「吸わない」という意志。

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■タバコと呼気の有害物質

タバコに含まれる有害物質は200種類以上あり、そのうち発ガン性物質は60種類以上といわれています。
窓を閉めていてもサッシの隙間から室内に入り込んだ有害物質はWHOの安全基準値を超えてしまいます。
タバコを吸い終わって火を消すと、瞬間的に大量の煙が漂います。
さらに歩いてくるとき、その煙を後ろに出来る渦にくっついて煙を引き連れていきます。
タバコを吸った後の肺の中には大量の煙が充満しているので、しばらくの間その煙が息と共に出ています。
特に吸い終わってからの最初の10呼吸には大量の有害物質が含まれています。
タバコを吸い終わって数分間は、吸わない人のそばによらないというくらいのルールが必要です。

■禁煙後の健康効果

禁煙後1日たらずで脈拍や酸欠状態は改善し、さらに1週間後には肺の機能が改善が期待できるそうです。
しだいに咳や息切れも軽くなり、5年後くらいからは癌(ガン)の危険性も減りはじめます。
タバコの煙には発ガン性物質がたくさん含まれています。
それにより肺ガンだけでなく、喉頭ガン、食道ガン、膀胱ガンなどの危険性も増してきます。
タバコを止めると様々なガンの危険性が除々に減っていきます。
つまり禁煙すると除々に健康な肺に戻っていきます。

■禁煙で挫折する3つのポイント

・3日 ニコチ
・3週 習慣
・3ヶ月 油断ン

■禁煙後3日は代償行動で気分をそらす

最初の3日はニコチンが抜ける期間がおよそ3日。
そのため禁断症状はこの時期がピークになります。
いらいらや吸いたい衝動はニコチンの影響のため、そう自覚するだけで気分が楽になるそうです。
吸いたい衝動は3分程度でおさまるので、ガムを噛むなどの代償行動で気分をそらしましょう。

■禁煙後3週間はタバコ以外の新しい習慣を作る

3日を乗り越えた後は習慣による挫折が待っています。
タバコを吸いながらコーヒーを飲む習慣がある人は、コーヒーを紅茶やお茶に変えるのもひとつの手です。
食後の歯磨きやストレッチなど、タバコ以外の新しい習慣を作ると効果的です。

■禁煙3ヶ月後は絶対に「吸わない」という意志が大切

禁煙3ヶ月後で起きがちな挫折ポイントは油断です。
どんなに禁煙が長くても、再びタバコを吸えば元の状態に戻ってしまいます。
油断をせず完全に「吸わない」という意志が大切です。

■COPD

タバコが原因の病気は脳卒中やガン、心臓病などは知られていますが、特に問題なのが肺の生活習慣病「COPD」です。
COPDとは肺の気管支が炎症を起こしたり、肺胞の弾力性がなくなったりすることで気道が塞がり、呼吸が苦しくなる病気です。
COPDになると最初は坂道や階段での息切れですが、進行すると日常生活での息切れがひどくなり運動しなくなってしまいます。
すると手足に筋力が低下し、寝たきりになってしまうこともあります。
ちなみにCOPDの状態はどのような感じかというと「軽く息を吸い込み半分だけ息を吐く、そのまま息を吸い込み半分だけ息を吐く」これを繰り返すとCOPDの状態になります。

■COPDの危険の目安

COPDの危険の目安は、1日の喫煙本数に喫煙年数を掛けた数値になります。
これが400以上になる人はCOPDの危険性があるので注意が必要です。
1日の本数 × 喫煙年数 = 400以上
過去にタバコを吸っていて今は止めているという人は、いま呼吸機能検査をして正常であればそれほど心配はないそうです。
呼吸機能は加齢で低下するため、息切れなどの症状が出たら受診を受けましょう。

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