痛み・病気対策では、痛みや病気に関する情報をご紹介。知っていて良かったという健康情報をご紹介!

後縦靱帯骨化症について!原因、症状、治療法

  • HOME »
  • 後縦靱帯骨化症について!原因、症状、治療法
後縦靱帯骨化症(こうじゅうじんたいこつかしょう)は、頚椎を支えている靱帯が骨のように固く厚くなって骨化して神経障害を起こす病気。

スポンサーリンク


■後縦靱帯骨化症(こうじゅうじんたいこつかしょう)について

後縦靱帯骨化症(こうじゅうじんたいこつかしょう)とは、頚椎を支えている靱帯が骨のように固く厚くなって骨化し、神経障害を招く病気です。
頚椎を支える靱帯には、椎体の後ろ側を縦に走っている後縦靱帯(こうじゅうじんたい)があります。
脊髄障害が出やすい後縦靱帯骨化症は頚椎によく起こります。
靱帯がなぜ固く厚くなってしまうのかはよく分かっていません。
遺伝的な要因が深く関わっていると考えられています。
靱帯は正常なものは紙くらいの薄さですが、骨化すると固く厚くなってしまいます。
骨化は鍾乳石のように少しずつ大きくなっていくため、初期では特に症状なく、進行して脊髄を圧迫して症状が現れます。

■後縦靱帯骨化症の症状

後縦靱帯骨化症の症状としては、首の痛み、手足の痛みやしびれ、手指の運動障害などが現れます。
脊髄が圧迫され手足の痛みやしびれが起こり、ペンや箸がうまくつかえないなどの症状が起こります。
外傷などの原因がなければ、首の痛み、肩こり、手のしびれなどが最初にあらわれます。
下位頚椎や胸椎に起こると、胸の圧迫感や肋間神経痛、狭心症の胸痛と間違えやすい症状があらわれます。

■後縦靱帯骨化症の診断

後縦靱帯骨化症の診断としては、まず問診が行われ、しびれ、痛み、排尿排便障害の有無、事故の有無などを聞きます。
糖尿病などで高血糖になるとタンパク質の変性が起こりやすく靱帯の骨化に影響します。
神経や脊髄症状を調べるために。感覚や反射、運動機能の検査も行います。
腱反射テスト、筋力テスト、手でグーとパーを素早く繰り返すテストも行います。
X線検査では靱帯の骨化が確認できます。
MRI検査では脊髄の検査を行います。

■後縦靱帯骨化症の治療法

後縦靱帯骨化症の治療法としては保存療法が基本となります。
保存療法では強い痛みやしびれを軽減するための治療を行います。
健康な人でも首を反らすと脊柱管が狭くなり、後縦靱帯骨化症を起こしていると脊髄がさらに圧迫され症状が強く現れます。

●装具療法
頚椎の安静を保つことを基本とし、頚椎カラーを装用して首の負担を軽減して無理に動かさないようにします。

●薬物療法
薬物療法では痛みを抑えるために非ステロイド性消炎鎮痛薬や筋弛緩薬を用います。
神経の修復のためにビタミンB剤を用いたり、急激に悪化した場合はステロイド薬を用いることもあります。

●温熱療法
痛みやしびれが軽減され、気持ちいいと感じる程度で行いましょう。

●牽引療法
牽引療法も気持ちいいと感じる程度で行いましょう。
ただし牽引療法は方法を間違えると悪化する恐れもあるので医師の指導を受けて行いまいしょう。

■後縦靱帯骨化症の手術療法

保存療法を一ヶ月ほど行っても改善が期待できない場合は手術療法を検討します。
痛みやしびれが強く日常生活に支障を受けるときは手術療法を行いますが、痛みなどの運動機能はかなり改善されますが、しびれなどの神経障害は残りやすいとされています。
手術療法では、骨化による脊髄の圧迫を取り除くことが基本となります。
手術には脊柱管拡大術や椎弓切除術などがあります。
脊柱管拡大術は手術当日だけ安静にして、問題なければ翌日からは頚椎カラーなどで動けるようになります。
リハビリを続けて術後6週間で普通の生活の戻れるとされています。

■後縦靱帯骨化症の予防法

上下に激しく首を動さないようにする。
スポーツをする際にも医師に相談して行いましょう。
靱帯の骨化はわずかな衝撃で起こることもあるので、転倒などの事故にも注意しましょう。
できるだけ転んだりしないようにし、頭や顔などから転ばないようにしましょう。
マッサージや整体でも強い力が加わると後縦靱帯骨化症を悪化させる恐れがあるので注意しましょう。

スポンサーリンク

  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+
PAGETOP
Copyright © 痛み・病気対策! All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.