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放射線療法による前立腺癌の治療法!外部照射療法、3D-CRT、IMRT、粒子線療法、小線源療法

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放射線療法には、外部照射療法と内部照射療法があります。 外部照射療法には、X線による2次元照射、3D-CRT(3次元原体照射法)、IMRT(強度変調放射線療法)、陽子線療法、重粒子線療法があります。 内部照射療法には、小線源療法とHDR(高線量率内部照射法)があります。

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■放射線療法

放射線療法とは、X線、ガンマ線、電子線、粒子線などの放射線を使用して治療する方法です。
放射線療法には外部照射療法と内部照射療法があります。
外部照射療法は、体の外から患部に放射線を照射する方法です。
内部照射療法は、放射線を発する線源を前立腺の組織内に挿入して内部から放射線を照射する方法です。
放射線療法は転移がなければ根治が期待できる治療法です。
体への負担も少なく、幅広く治療が可能な方法です。

■外部照射療法

外部照射療法には、X線治療と粒子線治療があり、リニアックと呼ばれるX線治療が多く行われています。
リニアックではCT画像を撮影し、X線の照射範囲を決めます。 X線の照射は、1回2グレイの少量に分割し、週5回のサイクルで7~8週かけて70グレイ以上を照射します。

■3D-CRT(3次元原体照射法)

3D-CRT(3次元原体照射法)では、3次元のCT情報に基ずき、色分けで表示される精密な放射線量分布の画像により照射部位を決定します。
ねらった部分にだけ照射を集中させ、周辺の組織への影響が少ないのが特徴になります。
3D-CRTの対象は局所癌から浸潤癌までで、リンパ節などの転移がある場合は対象外になります。

■IMRT(強度変調放射線療法)

IMRT(強度変調放射線療法)は、3D-CRTを進化させた治療法です。
特徴は前立腺と精嚢にしぼりこんで照射でき、さらに照射範囲の中で放射線の強度を変えられることです。
前立腺と精嚢への線量を増加させ、直腸や膀胱への線量を低減させることが出来るようになり、これにより排尿障害などの副作用を低く抑えることが可能になりました。
IMRTの対象は3D-CRTと同じになります。

■粒子線療法

粒子線療法では、X線ではなく陽子線や重粒子線の粒子を使用して治療します。
粒子線療法には、陽子線療法と重粒子線療法があります。
陽子線療法では、水素原子の原子核の陽子を高速に加速した陽子線を使います。
重粒子線療法では、陽子線より質量が重い炭素の原子核などを加速した重粒子線を使います。
X線は皮膚近くで最もエネルギーが大きくなり、体の深部に行くほど弱くなってしまいます。
陽子線や重粒子線は、ある地点でエネルギーが最大になるようにすることが出来、目的の癌組織で最大になるように調節することが可能となっています。
X線は、他の臓器への影響が出てしまいますが、陽子線や重粒子線は癌組織で最大のエネルギーを発揮した後は消えてしまう性質があり、他の臓器への影響を低減することが可能です。

■小線源療法

小線源療法とは、シード線源という小さな放射線源を体内に挿入して組織内から放射線を当てる治療法です。
シード線源には、ヨウ素125がチタン製の小さなカプセルに密封され患部に挿入されます。
大きさはシャープペンの芯を短く折ったほどで、これを40個から100個ほど前立腺の中に埋め込みます。
エコー画像を見ながら会陰部から前立腺内にアプリケーターという長い針を刺し、前立腺内に埋め込んでいきます。
放射線量は2ヶ月経つと半分になり、4ヶ月経つとさらに半分になり、1年後にはほとんど照射しなくなります。

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