痛み・病気対策では、痛みや病気に関する情報をご紹介。知っていて良かったという健康情報をご紹介!

前立腺について!男性ホルモン

  • HOME »
  • 前立腺について!男性ホルモン
前立腺(ぜんりつせん)には精液の一部を作る働き、精子に活性を与えて守る働き、膀胱の出口を締めて排尿の調節を行う働き、射精のコントロールする働きがあり、男性ホルモンが深く関係しています。

スポンサーリンク


■前立腺(ぜんりつせん)とは

前立腺(ぜんりつせん)は、膀胱(ぼうこう)の真下にあって、尿道の奥にあります。
前立腺は男性だけにある臓器であり、大きさは親指と人差し指で輪を作ったほどの大きさで、重さは15から20グラムほど、栗を逆さにした形をしています。
恥骨と直腸に挟まれ、直腸診では肛門から5cmほど中に指を入れて直腸の内壁ごしに触れることにより前立腺も状態を確認します。
前立腺は3分の1が筋組織で残りは腺組織から成っています。
尿道を取りまく内線と外腺に分かれています。
外側は被膜に覆われていて、膜の内部には前立腺液を分泌する腺、間質と呼ばれる繊維組織、細い血管などがあります。

■前立腺の働き

・精液の一部を作る
・精子に活性を与えて守る働き
・膀胱の出口を締めて排尿の調節を行う
・射精のコントロール

■前立腺と排尿の調節

前立腺は膀胱の出口を包み込むようにあり、出口を締めて排尿の調節を行っています。
ゆるめば尿道が開いて排尿し、締まるとその圧力で尿道が閉じます。
前立腺の中には平滑筋(へいかつきん)という筋肉があり、この平滑筋が弛緩・収縮することにより排尿を調節しています。
ただ平滑筋は肛門の括約筋(かつやくきん)のようには強く収縮できないため、前立腺下部にある外尿道括約筋が補って働き細かい排尿の調節を行っています。
膀胱に尿が溜まると副交感神経により大脳に信号が伝わり尿意を感じます。
大脳から副交感神経に信号が伝わり膀胱が収縮を始め、同時に外尿道括約筋や平滑筋が弛緩して排尿が行われます。

■前立腺と射精のコントロール

睾丸(こうがん)は主性器と呼ばれ、前立腺は副性器とも呼ばれます。
前立腺からは前立腺液が、精のう腺からは精のう腺液が分泌され、前立腺のなかの精阜(せいふ)という場所で二つが合わさって精液になります。
この前立腺の調節機能は、射精のコントロールも行っています。
射精のときに尿道が開いて精液が送り出されますが、この働きも前立腺が作用しています。 性的な興奮が高まると男性の陰茎が勃起します。
性的な興奮が絶頂に達すると、精管、精嚢、前立腺、尿道を取り囲む筋肉の収縮運動が起こり、外尿道括約筋が弛緩して前立腺に溜まった精液が体外に排出されます。

スポンサーリンク

■前立腺と男性ホルモン

前立腺の活動には男性ホルモンが深く関係しています。
前立腺は成長とともに大きくなり、思春期で急成長しピークを迎えます。
視床下部・下垂体からの命令により精巣からテストステロンとう男性ホルモンが分泌され、これに応じて前立腺も大きくなっていきます。
20代から40代ではピークの大きさはほぼ同じで機能も変化はありません。
しかし40代後半から50代で精巣からの男性ホルモンのテストステロンの分泌が低下し、再び大きくなり始めます。
男性ホルモンは50歳頃を境にして減少していきますが、それによりホルモンバランスが崩れ女性ホルモンが増えきます。
前立腺肥大症や前立腺癌は、このホルモンバランスの変化が関係していると考えられています。

■前立腺と自律神経

前立腺や膀胱は自律神経という神経により支配されています。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、前立腺には交感神経が分布していて、膀胱には交感神経と副交感神経の両方が分布しています。
交感神経はおしっこが出ないように抑える働きをし、副交感神経はおしっこがでるように促す働きをしています。
前立腺全体がおしっこの調節をしています。
交感神経と副交感神経のバランスにより排尿が調節されています。

■前立腺とαリセプター

前立腺の平滑筋の収縮は、自律神経の交感神経が働いて起こります。
交感神経は排尿を抑える働きをし、膀胱の筋肉をゆるめたり緊張させたりするのは副交感神経が作用しています。
交感神経からノルアドレナリンという物質が放出されると、平滑筋内にあるαリセプターという物質に作用し、収縮して排尿を抑える働きが起こります。
つまりαリセプターが尿道を締めるカギになっています。
必要以上にαリセプターが増えると、余ったαリセプターが尿道を締める働きをはじめてしまいます。
αリセプターが過剰になればなるほど尿道が締め付けられ、排尿しずらくなってしまいます。
前立腺が肥大化すると、内腺により尿道が狭くなるだけではなく、αリセプターも過剰に増加して尿道が閉じてしまい、排尿障害が悪化してしまいます。

スポンサーリンク

  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+
PAGETOP
Copyright © 痛み・病気対策! All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.