青魚のEPA・DHAには血液サラサラ効果、認知症予防効果、骨を強くする効果などがあります。マグロで疲労回復、サバで貧血予防、アジで肝機能改善、サバ缶でダイエット。



■青魚のEPA・DHAの健康効果

青魚に含まれる不飽和脂肪酸にはEPAやDHAが豊富に含まれています。
EPAは血液の血小板などの中に含まれている成分です。
EPAの量が少ないと必要以上に血小板が固まりやすく、血液が滞りがちになってしまいます。
逆にEPAを多く摂取すると血小板の中のEPAも増え、血液をサラサラにして固まるのを防いでくれます。
DHAには脳の神経伝達の効率を高めて認知症を予防する効果があるといわれています。
またEPA・DHAには骨を強くする効果もあります。
骨量が減る更年期の女性にはオススメの成分です。
EPA・DHAは青魚の皮の下に多く含まれています。

脳梗塞や心筋梗塞は朝方に発症しやすくなるので、夕食に青魚を食べることでその予防に効果が期待できます。

■1日の理想の青魚摂取量

1日にEPA・DHA合わせて1000mg分の魚を食べるのが理想とされています。
・マグロ(トロ)20g
・ブリ  40g
・サンマ 40g
・イワシ 50g
・アジ  75g
・サバ  80g

■サンマの内臓・ワタにビタミンやアミノ酸が豊富に含まれている

魚の内臓・ワタは味が悪く捨ててしまいがちですが、栄養が多く含まれています。
サンマには胃がなく食べた物がすぐに排泄されるため、ワタに臭みがないのが特徴です。
サンマの内臓・ワタにはアミノ酸が豊富に含まれています。

●良いサンマの見分け方
・目が赤くなっていない
・くちばしが黄色い
・背中が盛り上がり太い

■マグロで疲労回復

マグロには疲労回復効果のあるアンセリンという成分が多く含まれています。
アンセリンは回遊魚に多く含まれ、持久力の源になっていると考えられています。
疲れが溜まっている人にはマグロがオススメです。

■サバで貧血予防

サバに多く含まれるビタミンB12は、血液循環の改善に役立ちます。
貧血気味の人にはサバがオススメです。

■アジで肝機能改善

アジに多く含まれるタウリンには、肝機能を改善してアルコールの代謝を助ける働きがあります。

■サバ缶でダイエット

サバ缶は青魚のEPA・DHAを含む脂が丸ごと入っていて、酸化されにくく、劣化が進みにくいという利点があります。
青魚に含まれるEPA・DHAが小腸の中にある痩せホルモンのGLP-1を出す細胞を刺激し、GLP-1が多く分泌されるようになります。
痩せホルモンGLP-1には、食べ物が腸に送られる速度を遅くし、急激な血糖値の上昇を防いだり、脳の満腹中枢を刺激して食べる量を減らす効果もあります。
さらに食物繊維も一緒に摂ると大腸の細胞を刺激してGLP-1の分泌を促進させ、ダイエット効果をさらに高めてくれます。