転地効果は温泉地のような日常と違う環境に身を置くことで心身のリフレッシュ効果が得られることをいいます。
機能温泉浴で泉質の異なる2つの湯を組み合わせて入浴すると様々な健康効果が得られます。




■温泉の転地効果(てんちこうか)について

転地効果(てんちこうか)とは、温泉地のように日常とは違った環境に身を置くことで、自律神経のバランスが取れて心身のリフレッシュ効果につながる効果をいいます。
例えば別府温泉のような海に近い温泉地は、寒暖差が小さく気候も穏やかなので、寒い冬にはオススメの温泉地です。
また海の湿気を含んだ空気は新陳代謝を高めたり、より自律神経のバランスを整える効果もあります。

■温泉に浸かるのは1日に2~3回まで

30分温泉に入浴すると、1kmのマラソンをしたのと同じ体力を消耗します。
温泉に入ると、熱と泉質などの影響で知らないうちに体力を消耗ています。
これが疲れの元になります。

■温泉地の宿に着いたらお付きのお菓子をなどを食べる

空腹時の入浴は低血糖を起こしやすくなります。
そのため宿に着いたら、お付きの甘いお菓子などを食べて入浴に備えると良いです。

■かけ湯をしてから入浴する

入浴時の血圧上昇を防ぐためにも足先・下半身・上半身へと4~5回かけ湯を行います。



■タオルで体温を調節する

冷水でタオルを冷やして頭に乗せると、入浴時ののぼせ防止効果があります。
逆に冬の露天風呂では、温かくしたタオルを頭に乗せると頭が冷えるのを防いでくれます。

■入浴時間は3分・5分・8分で分けて入り、トータルで20分~30分

湯あたり防止のために、こまめにお湯から出ることが大切になります。
3分・5分・8分と湯あたりしないように入浴時間を分けると良いです。

体温上昇は1℃程度が最適といわれています。
目安は額にうっすら汗をかく程度にした方が良いです。

温泉から上がったら、やさしく叩くようにして体の水分を取ります。
こうすることで温泉成分が皮膚に残り湯冷めしにくくなります。

■湯上がりに炭酸飲料を飲む

湯上がりに炭酸水やビールなどを飲むことにより、胃の蠕動運動(ぜんどううんどう)が活発になり消化機能が高まります。
ビールはコップ一杯程度にします。

■温泉入浴は食事の前にする

温泉入浴は最低でも食事の30分前に済ませた方がよいです。
食後は全身の皮膚に血液がめぐるので、胃の消化液が少なくなって胃の働きが弱まり消化不良などが起こることもあります。

■朝風呂の注意点

寝起きは脱水気味なので、水分補給の後に30分ほど休憩してから温泉に入浴するとよいです。

■機能温泉浴で温泉効果アップ

機能温泉浴とは、特定の泉質の2つの湯を組み合わせた入浴法です。

●アルカリの強弱による癒し効果
人間はストレスを感じるとコチゾールというホルモンの分泌量が増加します。
コルチゾールは別名ストレスホルモンとも呼ばれています。
アルカリの強い湯から弱い湯へと入ると、ストレスホルモンが半減してリラックス効果が生まれます。

●美肌効果
強酸硫黄泉と食塩泉 メタケイ酸

●代謝アップ
砂湯と単純温泉