様々な状態に合った良いリズムの声やオノマトペを出すことにより様々な能力がアップします。




■音のリズムと脳の関係

音のリズムと脳の関係は、人間が言葉を話せる能力に関係しています。
母親が赤ちゃんに話しかけると、赤ちゃんは聞いて声をまねようとします。
その時に音に合わせて筋肉を動かす仕組みが発達していきます。

■大脳について

大脳には、体の何処をどう動かすかを決めて体に指示を送るという働きをしています。
しかし大脳には意識を司るという働きもあります。
そのため様々な邪念も生まれてきてしまい、その指示も体に送ってしまいます。
するとわずかな力み、姿勢のズレなど様々なブレーキがかかってしまいます。

■小脳について

小脳は、考えなくても出来るように動きを自動化してくれる働きがあります。
目からの情報は、必ず大脳を通りますが、しかし耳からの情報は小脳に直接届くルートがあります。
良いリズムが耳から入ると小脳が活性化します。
するとより自動的に体が動くようになります。

■音のリズム

音楽に合わせた時にだけ脳にある部分が強く活動します。
それは運動の指令を出す部分ではなく、聴覚に関わる部分でもなく、脳の奥にある部分です。
通常は、物を考える中心となる部分の前頭前野が働きますが、リズムで声を出すと前頭前野の活動が低下し無心になり、余計な力が抜けるようになります。
良いリズムの声を出すことにより大脳の邪念を捨て、小脳を声のリズムで動かすことが大切です。
無心で能力を発揮、その秘訣は音のリズムです。

■リズムで能力がアップ

新しいリズムを得ることによって、今までの出来なかったことが出来るようになります。
違うリズムに触れることによって、新しい体の動かし方や使い方を身につけることが出来ます。

■オノマトペ(擬音・擬態語)の効果

オノマトペとは擬音語と擬態語の総称をいいます。
物事の音・声・様子・動作・感情等を簡略化して字句で表現した語句のことをいいます。
素早い動きをする時は「S」の音が最も適しています。
「ガ」という濁音と「ア」という母音は、力を一気に出して開放するのに効果的です。
運動の特性に合ったそれぞれの音を選ぶ事が重要になります。
つまり10のことをオノマトペ(擬音・擬態語)一つで伝えられる効果があります。

■チャーハンを作る時の中華鍋を振る時のオノマトペ(擬音・擬態語)

「サッ、サッ、サッ」と「サ」を3回発音します。
ポイントは小さい「ッ」を意識することです。

■固いビンのフタを開ける時のオノマトペ(擬音・擬態語)

「グゥゥゥゥ」と声に出して開けます。
ポイントは「ゥ」の母音を強く発音すると力が出やすいです。

■アイロンで上手にシワを伸ばす時のオノマトペ(擬音・擬態語)

「スーーーー」と声に出しながらアイロンをかけます。
ポイントは「スゥ」ではなく「スー」です。
「スーーーー」と声に出すと真っ直ぐな線が引きやすくなります。