食中毒は正しい知識を持って、きちんと対策を行うことで防ぐことが可能な病気。
家庭で肉を調理する時は、しっかり加熱をすることが大切です。




■食中毒を起こす細菌・ウイルス

 ・腸管出血性大腸菌(O-157、O-111など)
 ・カンピロバクター
 ・黄色ブドウ球菌
 ・ノロウイルス
 ・サルモネラ菌
 ・腸炎ビブリオ
 ・ウェルシュ菌

カンピロバクターやノロウイルスなどの発生件数は、多いまま継続していますが、サルモネラや腸炎ビブリオなどは減少してきています。
サルモネラ菌による食中毒は、卵がサルモネラで汚染されて起こることが分かり、消費期限を表示するようになって減ってきています。
腸炎ビブリオ菌による食中毒は、海水の中で存在する菌が真水に弱いということで、真水で洗ったり、低温で流通させるということで減少してきています。

■カンピロバクターによる食中毒

●カンピロバクターによる食中毒の症状
カンピロバクターは感染すると発熱に始まり、腹痛、下痢の症状が起こります

●カンピロバクターによる食中毒の発症までの期間
1日~4日、平均で2日~3日になります。

●カンピロバクターによる食中毒の原因となる食品
生肉・加熱不足の肉、鶏肉

■腸管出血性大腸菌による食中毒

●腸管出血性大腸菌による食中毒の症状
激しい腹痛が起こり、血液を伴った下痢、時には吐き気を起こすこともあります
重症化すると腎不全や脳症を起こすこともあります。

●腸管出血性大腸菌による食中毒の発症までの期間
1日~14日、平均で3日~5日になります。
時間が経ってから発症することもあります。

●腸管出血性大腸菌による食中毒の原因となる食品
生肉・加熱不足の肉、牛肉

■食中毒の対処法

・吐きやすい体位をとる
・下痢で水分が失われるので水分や電解質を補給する
・自己判断で下痢止めや鎮痛薬を服用しない

下痢止めを使用すると、食中毒菌や食中毒の毒素を、下痢止めで体の中に留めてしまうことになります。
すると食中毒の症状が悪化してしまうことがあります。

■食中毒予防のポイント

●食中毒を付けない
肉用の箸を使うようにする。
生肉を扱った調理器具は使用後消毒する。
手洗いを行う。

●食中毒を増やさない
冷蔵庫や冷凍庫で低温保存する。

●食中毒をやっつける
しっかり加熱をする。
中心温度が75℃以上で1分間加熱を行う。