日本で主流のパセリはイタリアンパセリと同じ成分です。
パセリを加熱すると細胞膜が破壊されイタリアンぱせりのようにやわらかく美味しくなります。
加熱してからセリのように使えば美味しい和料理が出来ます。




■パセリについて

パセリは江戸時代にオランダから伝わってきたものと言われています。
しかし長い年月の間に平たい葉っぱのイタリアンパセリではなく、日本でよく見るモジャモジャのパセリが主流になってきました。
イタリアンパセリと日本のモジャモジャのパセリの成分はまったく同じです。
つまり味はほぼ一緒です。
パセリには鉄分、カルシウム、カリウム、βカロテン、ビタミンCが豊富に含まれています。

■日本で主流のモジャモジャのパセリが美味しくない理由

モジャモジャのパセリが美味しくない理由は、その弾力性にあります。
モジャモジャのパセリは、一つ一つの細胞がぎっしり密集しています。
そのため分厚くなり固くなります。
これは外からの冷たい刺激に負けないように細胞をぎっしり密集させて耐えてきたためです。
味自体は同じなのに食感が違うと不味く感じてしまいます。
パセリを食べると、舌にある味覚受容体が味の成分をキャッチします。
その情報が脳に伝わって味覚皮質というところで統合されて美味しいと脳が判断します。
しかし味覚皮質に届けられるのは味の情報だけではなく、パサパサ感や硬さといった情報送られます。
ここで情報が統合されるため、硬さやパサパサ感の方が強烈だった場合は脳が不味いと判断してしまいます。
このとき苦味などの美味しくないという情報が、増幅されたかのように感じてしまうと考えられます。

■養液栽培(ようえきさいばい)のパセリ

養液栽培のパセリでは、通常の栽培より多くの水を使って作るため、やわらかいぱせりになり美味しく感じられます。

■パセリをセリのように使う

パセリもセリも同じセリ科で香り成分も似ています。
ぱせりを加熱することでセリのように食材として使うことができます。

■加熱するとパセリが美味しくなる

加熱すると細胞膜が破壊され、細胞がつぶれた状態になります。
するとイタリアンパセリのようなやわらかさを得ることが出来ます。

■パセリを美味しくする方法

1分間フライパンを余熱します。
ぱせりを入れてフタをして、強火で30秒加熱したら美味しいパセリの出来上がりです。

■パセリ茶(美味しいパセリ料理)

ぱせりをカラカラになるまで加熱します。
お茶のようにお湯を注げばパセリ茶の出来上がりです。

■パセリ粥(美味しいパセリ料理)

ぱせりをお湯に入れ、フードプロセッサーで粉砕しお粥にします。

■パセリおひたし(美味しいパセリ料理)

70度くらいのお湯に1分浸します。
水気を切って盛り付けます。
ゴマと醤油をかけて出来上がりです。

■パセリ味噌(美味しいパセリ料理)

信州味噌:100g
砂糖:大さじ3
みりん:大さじ1
酒:大さじ1
ぱせり:3本分

材料を加熱しながら練ります。
砂糖が溶ければOKです。
ゆでたパセリをフードプロセッサーで粉砕します。
粗熱が取れたら練り上がった味噌を加え、さらに粉砕します。

■パセリの玉子とじ(美味しいパセリ料理)
ダシ:340ml
薄口醤油:20ml
みりん:10ml
ごぼう:120g(ささがき)
ぱせり:40g
長ネギ:1本分(斜め切り)
卵:2個

鍋の中にダシ、薄口醤油、みりんを入れ、ささがきしたごぼう、葉の部分をむしったぱせり、斜め切りした長ネギを加えます。
フタをして2分から3分加熱します。
卵をかき混ぜておいて、ごぼうに火が入ったら卵を外側から回し入れます。
お好みでコショウや七味を入れます。