怒りをコントロールするにはアンガーマネージメントで上手に怒りを吐き出していくこと大切です。
怒りは心筋梗塞、頭痛、めまい、手足のしびれ、下痢、便秘、食欲不振、不眠など様々な病気のリスクを高めます。
怒りは交感神経を優位にし血管を収縮させて栄養素や酸素が運ばれにくくなり傷が治りにくくなります。
怒りをコントロールする方法には、怒りそうなときに6秒数える、怒りの日記をつける、自己催眠で怒りをコントロール、笑顔で会話をし怒りをコントロール方法などがあります。




■怒りは血流を悪化させ心筋梗塞のリスクを高める

アメリカの研究では、怒りやすい人には心臓疾患が多いという報告もあります。
怒りの感情には自律神経が関係しています。
自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、怒ると交感神経が優位になります。
交感神経が活発になると血圧を上げるよう体に指令を出してしまいます。
つまり怒ってばかりいると血圧が高くなり、血管にダメージを与えることになります。
すると血液が十分に心臓や脳に運ばれなくなってしまい心筋梗塞のリスクが高まってしまいます。
怒りっぽい人は心筋梗塞になる確立が約5倍に、脳梗塞になる確立も約2倍に高まってしまうそうです。

■アンガーマネージメントについて

アンガーとは怒りを意味し、マネージメントはやりくりを意味します。
つまりアンガーマネージメントとは怒りをやりくりして上手に怒らないようにすることをいいます。
怒りの感情はアレルギーに似たところがあります。
何か出来事があったときに、
怒る人もいれば怒らない人もいます。
怒ったときに激高するのは良くなく、諭すようにきちんと言う怒り方の方が相手にもよいそうです。
上手に怒りを吐き出していくことがアンガーマネージメントで大切です。
自分のやりやすい方法でアンガーマネージメントしましょう。

■怒りの原因はコアビリーフが裏切りられたとき

私たちが怒る原因は、私たちが信じているコアビリーフと呼ばれているものが裏切られたときになります。
コアビリーフとは、自分の中で「こうあるべき」と信じているものをいいます。
自分と同じ行動や考え方・少し違うが許せるときは大丈夫ですが、許せないと思ったときに怒りに変わります。
大事なのはコアビリーフが人によってそれぞれ違うということです。
少し違うが許せるの範囲が狭いと怒ることが多くなってしまいます。
自分のコアビリーフの許せる幅を広げるよう意識してみると、怒らないことが多くなるかもしれません。



■怒りと病気

身体のあらゆる部分の働きを自律神経がバランスをとってくれています。
しかし怒るとそのバランスが崩れてしまいます。
そのため怒りは頭痛、めまい、手足のしびれ、下痢、便秘、食欲不振、不眠などの症状を引き起こしやすくなります。
また不眠が続くと昼間の生活が上手くいかなくなりストレスが溜まるようになってしまいます。
その結果、また交感神経が高まる、というような負の連鎖におちいってしまうこともあります。

■怒りで傷が治りにくくなる

傷が治るためには十分な血液が栄養素や酸素を運ぶ必要があります。
しかし交感神経が血管を収縮させてしまうと、栄養素や酸素が運ばれにくくなり傷が治りにくくなります。

■「6秒数える」で怒りをコントロール

「6秒数える」が怒りを静めるキーワードになります。
怒りそうなときに6秒数えてみます。
いきなり自分の感情を爆発させずに、上手にブレーキをかけることが大切です。
アクセルをいきなり踏むということではなく、まずブレーキを少し踏んでから、そのあと自分の気持ちをゆっくり出していくことがポイントです。

■怒りの日記で怒りをコントロール

怒ったときの記録をしておくと、自分が怒っているパターンが見えてきます。
自分がどういうところで怒りやすいかというパターンが分かれば、自分がどういう場面にいたら怒りやすいか?、それを回避するためにはどうすればよいか?、自分がどういう状態になると怒りやすいのか?、それが分かっていればあらかじめそういう状態にならないように工夫ができます。
読み返して客観的に見ることが大事になります。

■自己催眠で怒りをコントロール

イスに座って目を閉じ、手を下げます。
心の中で「両手が重くなってきた」と暗示をかけます。
次に「額が涼しくなってきた」と思います。
最後に「お腹が温かくなってきた」と思います。
これにより副交感神経が優位になります。
怒りっぽい人は1日数回行いましょう。

■笑顔で会話をし怒りをコントロール

いつも口角を上げて笑顔を作って話をするのも良いそうです。
これにより副交感神経が優位になります。