ホルモンとは体内の様々な臓器が作り出している物質のことをいい、ホルモンが正常に分泌され身体の調子が整えられています。
身体の中には100種類以上のホルモンがあり、健康に様々な影響を及ぼしています。
エストロゲンという女性ホルモンは卵巣から分泌され、月経、妊娠、出産、更年期などに影響を及ぼしています。
その他にもアドレナリンは運動するときに血圧を上げるホルモン、メラトニンは快眠を誘う睡眠ホルモン、ドーパミンは楽しい気分をもたらしてくれる快楽ホルモンなど多くのホルモンがあります。
たけしの健康情報より



■筋肉若返りホルモン「IGF-1(アイジーエフワン)」

肝臓から分泌されるIGF-1(アイジーエフワン)というホルモンは成長ホルモンの一種で、筋肉の成長を効果的に促進してくれる働きがあります。
筋肉を成長させるには運動が必要で、運動の刺激によって筋肉の線維1本1本が少しずつ太くなり筋肉が強くなります。
IGF-1ホルモンが肝臓から分泌され、筋肉に付着した状態で運動をするとIGF-1が筋線維をさらに太くする指令を出し、筋肉はただ運動をしたときよりも大きく成長します。

■時間をかけて食べると筋肉若返りホルモンIGF-1が多く分泌される

筋肉若返りホルモンIGF-1が出やすいか出にくいかは血糖値が大きく関係しています。
食事をすると消化されて血液中の糖分が増えて血糖値が上がります。
しかし血液中に糖分が増え過ぎてしまうと、この糖分がIGF-1の分泌を邪魔してしまいます。
その結果、筋肉若返りホルモンIGF-1があまり出なくなってしまいます。
血糖値を上げない食べ方が大切になってきます。
時間をかけて食べると血糖値に上昇が緩やかになりIGF-1の分泌を邪魔しにくくなります。

■アルギニンで筋肉若返りホルモンIGF-1を増やす

アルギニンはタンパク質の中に多く含まれるアミノ酸の一種です。
アルギニンが腸で吸収されると、脳を直接刺激して脳から筋肉若返りホルモンIGF-1を分泌させる指令が送られます。
これにより全身の筋肉が通常よりも発達しやすくなります。
鶏肉や豚肉などの動物性タンパク質や豆腐などの植物性タンパク質に多く含まれているといわれます。
1日約5gのアルギニンを摂取することで、筋肉若返りホルモンIGF-1を効果的に生み出すと考えられています。

●アルギニン量が足りない人のちょい足しアルギニン食材
油揚げ1枚      :約0.4g
卵1個        :約0.5g
豆腐1丁       :約1.3g
かつお節 小分けパック2:約0.5g
のり 全型4枚     :約0.3g
ゴマ 大さじ3杯    :約0.8g

上記の食材をちょい足しすることでアルギニン量を増やしすことができます。
筋肉若返りホルモンIGF-1を多く分泌して筋肉を強くすることで転倒予防につながります。