加齢に伴い起こる難聴を老人性難聴といいます。
テレビの音が聞こえにくい、人の会話が聞き取りにくいなどの症状から難聴であることがわかることが多いです。
難聴の予防には子供の頃に起こる中耳炎などを適切に治療することが大切になります。
突発性難聴な発症してから2週間以内に治療することが大切になります。
時間が経てば経つほど改善の可能性が低くなります。
異常を感じたらすぐに耳鼻咽喉科などを受診しましょう。




■難聴について
難聴とは、聴力が弱いために音や声がよく聞き取れない状態をいいます。

■音の伝わる仕組み
音は外耳(がいじ)を通り鼓膜(こまく)を振動させます。
さらにその振動は中耳(ちゅうじ)にある3つの骨(ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨)に増幅しながら伝わり、内耳を通って音の信号として脳に伝えられます。
この経路のどこかに異常が起こると音が聞き取りにくくなってしまいます。

■伝音性難聴(でんおんせいなんちょう)と感音性難聴(かんおんせいなんちょう)
難聴には、伝音性難聴(でんおんせいなんちょう)と感音性難聴(かんおんせいなんちょう)があります。
外耳・中耳に異常があると伝音性難聴が起こり、内耳に異常があると感音性難聴が起こります。
さらに細かい症状によって伝音性難聴は中耳炎、耳硬化症、外傷性耳小骨離断に別れ、感音性難聴は老人性難聴、突発難聴、音響外傷性難聴に分かれます。
また難聴には伝音性難聴と感音性難聴が組み合わさった混合性難聴もあります。

■老人性難聴について
近年、加齢による老人性難聴が増えてきています。
老人性難聴とは、加齢に伴い起こる難聴をいいます。
テレビや人の声が聞こえにくい、高い音が聞こえないなどの症状が起こります。
内耳にある蝸牛(かぎゅう)の機能が低下したり、中枢神経の機能が低下することで言葉の判断力が悪くなります。
老人性難聴は、一般的に高い音から聞き取りにくくなってくることが特徴となっています。
耳鳴り、テレビの音量をかなり上げないと聞こえない、ま電子音が聞こえないことなどで気づくことが多いそうです。

■老人性難聴チェック
・左右同じくらい聞こえが悪い
・人の会話の内容が理解できない
・頭の中で音が鳴っている
・キーン、チーンという高い周波数の耳鳴りがする

老人性難聴は加齢に伴う難聴なので左右同じくらいで聞こえが悪くなったり、高い周波数の音が聞こえにくくなります。

■耳硬化症(じこうかしょう)による難聴
耳小骨の中で最も深い場所にあり内耳に振動を伝えるアブミ骨が動きにくくなり難聴の症状が起こります。
手術によりアブミ骨を動かしやすくします。

■鼓膜形成手術(難聴の治療法)
患者の耳の後ろからとった結合組織を鼓室内に入れ、外側に膨らませることで塞ぎます。

■突発性難聴
突発性難聴は若い人にも増えています。
伝音性難聴は多くが手術で治療できるそうですが、感音性難聴は手術での治療は難しいそうです。
突発性難聴は、急性のものであれば2週間以内に治療すれば改善の確率は高いそうです。
ただし他の病気が隠れていることもあるので一度治療を受けたほうがよいそうです。

■突発性難聴の主な原因
ストレスや疲労
内耳の循環不全
ウイルス感染

■難聴の予防ポイント
中耳炎は乳幼児のうちに適切にに治療し、後遺症を残さないことが難聴の予防に大切なポイントになります。

■難聴治療の名医(2016年10月時点)
耳鼻咽喉科 新川クリニック
神奈川県秦野市
新川敦(しんかわ あつし)院長
これまで手がけた難聴改善手術は1万例以上の難聴医療の名医です。
他の医療機関で改善が難しいといわれた多くの患者さんも改善治療を受けています。
多い日では1日200人以上の患者さんが来院して難聴等に治療を受けています。